国公立大学の受験生は前期、後期日程の受験校選択で悩む時期でしょう。
後期日程の高い入試倍率を見ると、受かる気がしません。
しかし、前期日程の合格者が抜けますから、後期日程の実質倍率は大幅に下がります。
例えば、元勤務校の昨年度の後期入試の場合、
募集定員:30名
志願者:502名(志願倍率:16.7倍)
受験者:210名
合格者:42名(実質倍率5.0倍)
実質倍率を見ると、受かる気もするでしょう。
前期入試で合格したいですが、後期入試の対策も考えなければなりません。
前期日程と後期日程の入試科目や配点の異なる大学が多いからです。
自分の長所を考慮した、前期入試と後期入試の受験校選択が大切です。