中学生、高校生を問わず、数学の文章題が苦手な生徒は多いです。
私も文章題を解くのはきらいです。
解くのが面倒な理由を知っているからです。
入試問題の出題者の立場で考えてみましょう。
最初はメモを書きながら文章題の骨組みをまとめます。
「リンゴ8個、なし5個で1310円」
「リンゴ2個、なし3個で450円」
「リンゴx個、なしy個で380円」
そこから買い物の問題に文章化していきます。
受験生全員が読んで誤解しない文章にしなければなりません。
厳密な文章にまとめると、難解な文章題ができあがります。
文章題を解くには、数学のセンスとは異なるコツがいるのです。
読みながらメモ書きする、図を書くなど理解するための工夫が必要なのです。
文章題は読むのは面倒ですが、解くのは意外と難しくないものです。