中高生から「もっと良い勉強方法がないか」と相談を受けますが、的確な回答ができません。
すべての生徒に合う共通の勉強方法が思いつかないのです。
例えば、知能測定で用いるWISC検査ですと、「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリ」「処理速度」の4つの指標が求まります。
この指標のばらつきによって、得意不得意の傾向が分かります。
だれしも得手不得手がありますから、それをカバーする最適な勉強方法があると考えられます。
ですから、WISC検査を利用した指導方法を考えたこともあります。
検査結果の分析が難しく、専門家の知識が必要なので私には無理でした。
いまは生徒の学習状況を観察しながら、本人に合う勉強方法を提案しています。