「ほめて育てる」「叱って育てる」どちらがいいかで議論になりますね。
会社員時代の私は部下をよく叱り、会議ではよく叱られたものです。
叱るにはエネルギーが要りますし、私の血圧も上がります。
叱られないよう、ネガティブなことは報告しない悪習慣がついてきます。
その経験から、大学教員時代は学生を意識的にほめていました。
優しいからではありません。叱るのは精神的に疲れるからです。
叱らない先生だと分かれば、学生は都合のよくないことも正直に話します。
よくない情報が入れば、自分の指導の問題点も見つけやすくなります。
ほめることは学生と教員の双方にとって都合のいいことなのです。
生徒をほめるスタイルで家庭教師の指導を続けています。