1月中旬頃から美術系大学では4年生の卒業制作展(卒展)があります。

卒展期間中はだれでも学内に入ることができます。

 

同業者のデザイン教育調査で、各地の美術大学や専門学校を訪問したものです。

有力大学の方が全体的に作品レベルは高いです。

 

ところが、どの大学や専門学校でも優秀作品が2割は見つかります。

「ニッパチの法則」とも言われますが、不思議ですね。

 

なぜ良いデザインが提案できるのか、学生も聞いてみました。

私の質問に的確に答えて、制作する楽しさの感じられる学生が多かったです。

彼らの多くが有力企業に内定していました。

 

どこの学校でも教育環境の整備が大切ですが、最後は本人次第です。