共通テストの国語は点数が不安定で得点がとりにくいので、多くの対策案を見かけます。
今の時期から重要なのが時間配分です。例えば、某サイトでは
現代文(評論)25分
現代文(小説)25分
古典15分
漢文15分
が推奨されています。
でも受験生ごとに適正な時間配分は違うはずです。この配分はどうやって決めればいいのでしょう。
多くの受験生にとって難しいのが「現代文(評論)」です。短時間に解こうとすると、逆にミスが増えて点数が下がるからです。
私の対策例ですが、まずは時間制限なしに過去問の評論文を解いてもらいます。
約28分で高得点が望めたのであれば、そこから25分まで短くする方法を考えます。
特訓しても26分が限界であれば、そこから他の時間配分を決めます。
このやり方ですと、模試でも安定した得点になってきます。担当した生徒は、共通テスト終了後「答案が輝いて見えた」そうです。90%以上取れたので、この方法は間違っていないと思います。
*注意:2025年1月から国語の試験時間80分→90分に伸びるので、時間配分も変わります。