「成績が上がらないので授業回数を増やすことを勧められた」との相談を聞くことがあります。

「絶対的な勉強量が少ない」

「学年をさかのぼって復習する必要がある」

「内申点を上げるために複数科目の対策が必要である」

などの場合は授業回数を増やす提案もあるかもしれません。

 

その反面、授業回数を増やすと自習時間が減るので、成績が変わらない可能性もあります。会社の業務と同じで、8時間でいかに業績を上げるかを検討することと同じ課題ですね。

 

塾講師、家庭教師ならば、まず生徒の1週間の総学習時間を把握する。

次に、指導時間と自習時間のバランスを見ながら成績を上げる方法を考える。

その上で授業回数を増やす必要があれば提案するのが筋でしょう。