志望理由書の自己PRの書き方について、
面接官の視点で少しコメントします。
推薦入試の提出書類では何らかの
自己PRを書く欄があります。
ここで大多数の受験生は
困ってしまうと思います。
いったい何をPRすればいいのだろう。
部活の実績はないし、とびぬけた
学業成績でもない。学校からの指示で
ボランティア活動に参加して、
委員会活動には関わっていたけれど…
そもそも自己PRする機会がないので
悩むのも無理ないでしょう。
現実には、合否判定を左右するような
すごい実績を見たことがほとんど
ありませんのでご安心ください。
高校での実績もさることながら、
どこまで自己分析できているのかを
面接官は知りたいのです。
具体的な生活体験と重ね合わせて、
自分の長所が伝わるストーリーを
書いてくれればいいのです。
自分が思う長所と他人が見た長所と
異なることも多いので、友人や家族に
自分の長所を尋ねることもお勧めします。
ただし、
大学のアドミッションポリシーに沿う
ように工夫してまとめることが重要です。
私の授業では、推薦入試を受ける生徒と
2時間くらい議論しながら、
面接官が読みたくなるような
自己PR文にまとめています。