こんばんは!
 ヒノアカリ です!

 先日、とても刺さる曲と
 出会いました。

 SUPER BEAVERさんの
 「小さな革命」という曲です。

 最近のドラマの主題歌だったようなのですが、
 わたしはテレビを持っておらず
 世間よりも少しばかり遅れて
 この曲と出会いました。

 わたしは毎週自分で決めた
 様々なジャンルの曲を10曲選曲して
 毎日聞いています。

 先週の10曲の中にこの曲を選曲して
 初めて聞いた月曜日に
 大きなものが心に刺さった感覚を
 味わいました。

 刺さった歌詞がいくつかあります。


 曲が始まる一番最初の歌詞
 「歓びがもし倍になったって
  哀しみは半分になったりしない
  本当の意味で 痛みは分かち合えない」

 胸に込み上げるものがありました。

 辛かった時、
 自分の殻に閉じこもっていた方が
 楽なんだ、と強く感じていた時
 すごく感じていました。

 痛みを分かち合うことなんてできないんだ、と
 あくまで他の人は他人なんだ、と。

 そしてそれは自分もそうなんだ、と。

 他の人の苦しみや辛さをわたしは
 全部を理解し分かち合うことができない。
 なんでこんなにも無力なんだ、と
 何度も何度も感じてきたことでした。


 「ただ吸って 吐いているだけで
  十分ならば 君は苦しまない」

 この歌詞を聴いて
 深く深呼吸をしました。

 涙が溢れそうでした。


 生きているだけで偉い。
 この言葉に救われたことも
 ありました。

 それでもわたしは生きているだけでは
 生き残った理由にはならない、と
 ずっとずっと感じていました。

 今も変わらずその想いがあり、
 足掻きながら生きています。

 もっと簡単に考えなよ、
 もっと肩の荷を下ろしなよ、と
 今まで何度もその言葉を
 いただいてきました。

 それでもわたしはその重さを
 軽くしたり、捨てたりすることは
 できないし、したくない、と
 心から思っています。

 辛い時、苦しい時、頭がおかしくなりそうな時、
 もう何もかもを見なかったことに
 したかった時に、
 わたしは家族、友達、学校の先生、周囲の人たちに
 たくさん助けてもらって
 今ここに立っています。

 痛みを分かち合ったのではなく、
 痛みを感じているわたしを
 さすってくれました。

 そのことでどれだけわたしが
 救われてきたか。

 今ここに立っていることができているのは
 間違いなくその事実があるからです。

 だから次はわたしの番
 なのだと今の夢を持ちました。

 多くの人にたくさん助けられた
 わたしだからこそ、
 今度はわたしが多くの人に
 返していきたい。

 言葉を通して多くの人へ。
 背中をさすることのできる人に
 時にそっと押すことのできる人に
 なりたい。


 「大きな世界は変わらないとしたって
  君の夜明けのきっかけになれたら」


 わたしがなりたいものです。


 この曲と出会えたこと。
 この曲を聴いて改めて
 夢を叶える意思を強くしました。

 出会えてよかった一曲です。


 2024.05.21