北側に位置する書斎。というより物置き。
以前は砂壁の和室だった。
あまりの老朽化に心が萎え、いっそ売ってしまおうかと悩んだ時期もあった
そんなとき、旦那の知り合いの建築士さんが、心配なわが家を見に来てくださり、
「家は“気”で生きている」
「ちゃんと手入れすれば150年、200年はもつ」
とのお言葉にすっかり勇気をいただき、この家に住むと決めたのだった
屋根を直してくれた大工さんもまたこのようなことを言っていた。
「俺はね、人が見向きもしないようなボロ家を 買って直して人に貸してんだ。今40戸ちかくやってるよ」
ますます勇気をいただいた
さあどこから直してゆこう??
まともに金づちで釘を持ったことのない自分がDIY道に向かうはじまりの場所が、この和室だった。
畳の下のベニヤはボロボロ。
おまけに根太も、一部カスカス。
押入れや、造り付けクローゼットの中のものはカビカビ。。
壁の砂はポロポロ。
これらすべてをDIYリノベした。
土壁にこだわったのは初心者ならではの時間ロスとなったが、8年経った今も状態はそんなに悪くない。汚いけど。
〈BEFORE〉
↓
〈AFTER〉