大阪府議会の正副議長が、議員を「先生」と呼ぶのをやめようという議案を議会に提案したそうだ。これは議員間だけでなく、職員に対してもそのようにするよう呼びかけているとのこと。

ほかに議論しなければならない案件がたくさんあるのに、こんなことに時間を使ってる場合かと、ほざいている議員もいるらしい。そういう奴こそ、俺は議員先生だぞ、とふんぞり返っている輩に相違ない。

議員のことを「先生」呼ぶことには、いつも不快感を覚えていた。特に最近では政治家の劣化がひどく、まともな政治家が少ない現状では尚更である。元より議員=先生という定義などない。記事によれば、そう呼ばせない議員もいるらしいが、先生と呼ばせている議員もいるらしい。議員も役人も一般人も先生と呼んでいれば無難なのだろう。

数十年前にも、先生は医者と学校の先生だけでいい、という意見があったことを記憶している。近々、議会で討議することにはなっているようだか、結局、個人個人の判断に任せるということで終わるのがオチなのだろう。是非この動きを一般化してほしいものだ。