以前にもテレビCMの多さに辟易することを書いたが、最近その酷さが我慢の限界をはるかに超えてきた。

番組の間のCMは見なければ済むのだが、番組中に入るCMはそうはいかない。しかし最近のドラマでもバラエティーでも合間に入るCMの本数が10本を超えるのが普通になってきている。更に酷いのは、CMの回数が番組前半はまだ少ないのだが、後半になると下手をすると5分~7分間隔で入ることもざらである。

 

民放テレビ局の低俗化はとどまることがない。相変わらずここぞという場面の前には必ずCMを入れる。CM明けにはその少し前に戻ってから始まる。近日放送の番組宣伝のしつこさは言うまでもないが、番組内でいまやっているその番組の内容を予告編のように繰り返し流す。これがかなり鼻につく。

 

民放だっていい企画の番組もたくさんあるから見たいのだが、視聴者無視のやり方(長いCM、繰り返される番宣、同じ場面の繰り返し、勿体つける進行技法)、加えて、最近ではもう普通になってしまった無駄に長い3時間SP、4時間SPなどにはとても付き合っていられない。内容は半分の時間でまとめられるものばかりである。中身が薄すぎ!

 

だから皆さんもやっていると思うが、最近では、民放のドラマ、バラエティー番組は全て録画しておいて、後から不要部分を飛ばして見ている。これも落ち着かないが、時間の節約になるし、何よりイライラしながらストレスを溜めながら見ないで済む。従い、リモコンの使い方が激しいので、交換時期が早まるだろうと思っている。いや冗談じゃなくて。

 

その点、NHKは落ち着いて見られる。番組自体は民放と同様という訳には行かないが、ストレスにならないという点は非常に大きい。だからNHKにはいい番組を作って貰いたいと期待している。

 

余談になるが、私は受信料の不公平に納得できず、受信料を払っていないので、NHKとずっと論争をしているが、早く公平な受信料制度を作って、私に気持ちよく受信料を払わせて頂きたいものだ。