Weekly lotteryで運良くチケットを入手出来た為、2週間連続でMetropolitan Opera観劇の機会を得る。

Operaの普及(というか維持か)を目的に、篤志家の協力で去年から始まったこの制度は、毎週のくじ引きで当たった人は、普通に買ったら200USD近くするオーケストラのチケットを、25USDで購入する事ができる仕組み。

今迄当たったことがなかったけど、今回はラッキーだった。


家臣となる公爵の妻や娘をも誑かすとんでもない好色家の領主と、その配下で他人の不幸をからかっていた道化師。道化師が、大切にしていた実の娘が気づいてみれば、苦学生を装っていた領主と恋に落ちてしまう。時を同じくして道化師の日頃の素行を恨む他の廷臣は、道化師に辱めを与えようとして、その愛人と勘違いしたまま娘を領主の生贄にせんと誘拐する。領主の悪癖を知る道化師は、娘に諦めさせようとすると同時に、復讐の為領主の暗殺を謀る。ところが殺し屋の姉迄も領主の毒牙にかかり、身代わりの死体を作る事を企むが、企みを知った道化師の娘が自ら犠牲になる事を選ぶ。。。死体の入った袋を開けた道化師は、驚愕すると同時に、自分への呪いの言葉を吐きながら処刑されていった公爵の恨みの結果だと悟る、、、、

といったそんなことありえないだろう、というあらすじの展開だったけど、かなり面白く期待していた以上の内容。


音楽も、Playbillに誰もが知っている曲の一つと書かれている(し実際に何度も聞いたことがあった)"La Donna e mobile"を始めとして、明るい旋律から情感溢れる曲まで充実。

終了後、あー面白かった、と思わずつぶやく位、目に耳に満足いく贅沢な3時間だった。






Lincoln Centerで演じられたMet OperaのCarmenを鑑賞。

オペラも昨シーズンは行かなかったので、気づけば2シーズンぶり。

最も良く知られた演目なのに見たことがないも、と思って、ちょっとミーハーな動機がありながら、年末にチケットを買ってみたのだけど、上演開始のイントロ(運動会とかゲームでなってた記憶がある)からこの曲知ってるなあという曲目の連続。Storyもそんなに簡単に恋に落ちたという表現をされてもというぐらい極めて解り易く、素人からオペラマニアまで幅広い層に楽しめる演目だなというのと、Sexualに感じさせる演技の部分が多めなのかなあというのが率直な感想。。後は今回の公演の新機軸なのか、前半も後半もバレー出身のダンサーによる情感的な演技があったのが印象に残った。

しかしオペラは悲劇に終わるのが通例とはいえ、自分の恋が叶わないから殺してしまうというのは、今のストーカーと照らしあわせてもどうなの?とは連れの弁。個人的にはこれを聞いて、何故か中西 保志の「最後の雨」の一節を思い出してしまった。




年越しは友人宅で年越鍋に舌鼓を打った後で、毎年恒例の当地ラグビー部会長宅でのカウントダウン。

これも恒例のローストビーフと年越し蕎麦を食しながら、昨シーズンの振り返りを肴に、杯が進む。新年を向かえて、気づけば周囲の喧騒の中ソファーの端で寝ており、既に新年の2時。年の初めからどうも締りなく反省。まあ自分らしいといえば自分らしいが。


軽い二日酔いと共に静かに新年の雑煮を食した後は、Times Square方面に向かい、Jearsey Boysを鑑賞。

Beatles前に大人気となったFrankie Vali-Fourseasonsの活躍と葛藤とを描いた伝記的なLive Musical。2006年のトニー賞受賞ということでなのか、強気に高めの値段設定がされているも、今も劇場は超満員。時代を反映してか比較的年齢層の高い人々も多い。ステージはシンプルで小道具でシーンが次々に変更されるが、中でもステージの奥に観客が居るように後ろ向きに演じている前半最後のシーンが印象的だった。また、SherryやCan't Take My Eyes Off You等以外にも、聞いたことのあるメロディが多く、直接活躍の時代を知らない層にも、楽しめるMusical. ただ、会話の部分の英語は可也聞き取りきれず、駐在後3年経ってるんだけどなあと思いつつも、想像力と事前に仕入れたあらすじに頼るよる他なし。


来年をNYCで迎えるかは可也微妙にて、今年はOn-Offのメリハリと当地でしか経験できないことへの優先度を去年以上に意識して過ごそうと思う。