卒業(12冊目) | スープセロリ

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スープセロリ-卒業

東野圭吾


加賀シリーズの

加賀恭一郎の大学生時代。


加賀シリーズでは

『新参者』が最初だったせいか

もっと年上の加賀像を

想像してしまっては

「あ、大学生だったビックリマーク」の繰り返し。


それから、私は

加賀恭一郎と

『宿命』の和倉勇作とが

だぶってしまう。

父親の存在感が何か似ている。


東野圭吾作品としては

かなり初期に位置するらしい。

緻密で、理屈屋が書いた作品。

そんな感じ。


「雪月花之式」の細かな説明の箇所は

初めにチャレンジしただけで、

あとは斜め読みして、

とばしてしまった。


多分

この『卒業』を、

初!東野作品として読んでいたら

今みたいにハマらなかっただろうと思う。

会話文の言い回しもどこか不自然だし。


つまらなかったわけじゃない。

ちゃんと面白かった。

ただ、私は大人になってからの

「加賀恭一郎」の方がファンだなニコニコ