代車でドタバタ。。第2章(慣れないクルマは・・・編) | エンジニアのタマゴ

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工学系大学院生のどーでもブログ。。気が向いたら書きます(笑)


ディーラー:「あの~、マニュアル車なんですがダイジョブ・・・ですよね?」
すーこ:「あ、全然!問題無いっす!」
ディーラー:「いやあ、すいませんね。今マニュアルしかなくて。」
すーこ:「いえいえ。貸して頂けるならなんでも良いですよ。」
ディーラー:「助かります。・・・こちらになります。」


probox


ということで、登場した代車、トヨタプロボックス!



そのとき既にエンジンがかかってたんだが、なんだか排気音が雑っていうか。。粗い感じ?
まあ商用車なんて、排気音とかこだわる必要無いし、こんなもんか。。
と思いつつ乗り込む私。
するとメータのとこに、、

“この車はディーゼルです。軽油を入れてください。”

という自作ステッカーが。

そういうことか。。
なんか違和感のある音はディーゼルだったからなのね。ってか気づけ俺。。



シート位置直そーとか思ってると、ディーラーの方がお見送りしてくれとる。
なんだかそんな手前、待たせるのも嫌で、そのまま走り出すことにした。

しかしホントにマニュアル車はドライビングポジションが重要である。
ペダルが遠い・・・。クラッチ踏みづれえー!
そう思った瞬間、一気に緊張してきた。

・・・ディーラーの方の前で、エンストしたらどーしよー!!それは、はずかしーだろーな。。
・・・だったらアクセルがん煽りで、クラッチつなげば問題無い!
・・・いや待て。それは普段からのマニュアル乗りとしてかっこ悪いだろ!
・・・とりあえず1000回転下らないくらいにアクセル煽りつつ、スム~ズに発進や!!

probox meter

・・・うおおお!メータがないぞ!!
どこいっタコぉぉおおーー。。。


このハンドルほんと、ずんぐりむっくりしてんすよ。
カローラはもっと細身のデザイン。。
ま、カローラはエアバック入ってないからね・・
プロボックスは中央部がでかくて、ついうっかり、

ぺッ!!

って1日で3回ほどやっちゃいましたよ。

最初は自分で鳴らしたときづかない始末。
コンビニで車回すときに、

ぺッ!!

って鳴って、「俺なんも変なことしとらんやろ!こら!」
って思ったら、クラクション鳴らしたのは自分だったという・・・

まわりのみなさん、ほんとすいませんでした・・・



話を戻します。。
唯一の心の支えタコメーターを失った私は、自分のみを信じて、発進したのでした。
慎重になりすぎて、結構スロースタートになっちゃたけどね。
でも発進しつつ、会釈と手を挙げるのはもちろん忘れず。
あくまでクールに!ベテランっぽくね!(笑)
↑思ってるのは自分だけ。。



第一ミッション“発進”をクリアした私は、狭い道を抜け、バイパスへ合流です。

ちなみに長岡市(というか新潟県?)は何故かクルマの平均速度がやばい。。
バイパスともなると基本80km/hでガンガン吹っ飛んでくるので、細い道とバイパスの合流は、車間間隔の確認と合流タイミングをよりしっかりやんないといけません。

教習所仕込みの「①バックミラー!、②サイドミラー!、③目視!」のはずですが・・・

バックミラーはリアシートを映しているではあーりませんか。。
サイドミラーに関しては、ピーカン照りの青空を映し出す始末。。
こんな向きってどんな体格の人だよ・・・めっちゃ背高いナ

とりま目視のみで何とか合流。。



第二ミッション“合流”をクリアした私は、ひとまずコンビニに寄り、ドラポジを最適化することに。

まず、シートの位置調整。・・・おーけー
んで、バックミラーの位置調整。・・・おーけー
そいで、サイドミラーの位置調整。・・・あれ?調整スイッチが無いぞ。。手動かよーー。。
なら、窓あけんと。・・・あれ?スイッチが無いぞ。。手動かよーー。。

さすが商用車。
超スパルタン仕様。
なめてたわー。
どこぞの中途半端なスポーツカーよりスパルタンですわ。



それにしても電動化のありがたさに気付きました。

サイドミラーの位置調整なんか、

ちょっとミラー動かす

シートにちゃんとすわって確認

その結果次第でまた再調整

の繰り返しで非常にめんどい。
身を乗り出さんと届かない助手席側は特にです。

こりゃもう、狭い駐車場とかで「ごめーん、ミラーに肩ぶつかっちゃったー、てへぺろー」
とかなったら彼女でもブチ切れですわ(汗)

いや実際には「いいよー、それくらいー」って言いながら、心では泣き。。たぶん。



手動ウインドウはひじょうに懐かしい。
ちっちゃいころ家にあったバン以来ですよ。

実際これもめんどい。
特にマニュアルで、運転してる最中とかは、だるいですね。
確実に体勢がずれる。



将来、いつでも旧車のれるように、エアコンなんてぬるい装備は使わんッ!(  ̄っ ̄)
とか言ってる私ですが、電動化のありがたさにはかなわないことを実感。。
文明の利器すげえ。。。



第三ミッション“手動”をクリアしたと思っていた私。

その日の昼休みに友逹とラーメンを食いに行くことに。

すーこ:「今日はコイツ(プロボックス(以下“コイツ”))でいくぜー」
友人:「カギ空いてないよ・・・」

やはりかー。。
コイツには集中ドアロックも無かったのでした。
ですよねー。ミラーも窓も手動の車に集中ドアロックは無いよな。。



シロウトには使いこなしにくいモノを、ときにプロ仕様というが、まさにそれである。
さすがプロボックス、やってくれるぜ。
プロボックスのプロ仕様具合に感動です。



やはり慣れないクルマは運転しづらいですね。。

なんだか今は、ただ単に不便なクルマという感じだが、

この後、プロボックスが意外にやってくれるヤツだったことに気づくとは、予想もしていなかったのである。



次回へ!