もうすぐ3ヶ月になってしまいますが
2ヶ月の時点で
身長57.0㎝
体重5030g
頭囲39㎝
胸囲36㎝
相当なビッグに成長してます
コットと呼ばれるベッドも
ずいぶん狭くなってきました
まずは
からだを大きくすることが目標ですので
そのことに関しては順調です
ですが
この1ヶ月で危ないときもありました
主治医は
エアウェイ(鼻のチューブ)を
左右交互に入れたいということでしたが
もともと右の鼻は
左の鼻に比べて入りづらく
主治医では難しかったので
耳鼻科の受診時の際
右の鼻に入れ換えてもらいました
右の鼻は
粘膜が少し腫れているが問題ない
という診察でした
しかし
それ以降
それまで落ち着いていた酸素の値が悪く
呼吸も苦しそうでした
翌日
主人と面会に行くと
鼻はピクピクしていて
肩で呼吸をしているような状態でした
アラーム(酸素の値が悪くなると鳴ります)が病室に響くと
看護師さんが慌てて駆け寄って来てくれて
分泌物(痰や唾液)を吸引してくれました
その姿からただならぬ空気を感じました
すると
たちまち息子の顔色は
青くなり…
白くなり…
紫になり…
結局
左の鼻にエアウェイを戻してもらい
呼吸も安定しました
そして
また別の日も
両親が揃った状態で起こりました
泣き続けていて
分泌物が
ほんのちょっとエアウェイの先に
詰まってしまったらしく
うまく吸引できず
呼吸ができない状態まで行ってしまいました…
苦しそうにしている姿を目の前にして
両親が揃っているにも関わらず
何もしてあげられません
本当に無力です
懸命に処置を施してくれている看護師さんと必死に呼吸をしようと
頑張る息子を見守ることしかできません
すーは
取り乱してしまい
全身が震えていました
横にいるくまさんも
私の脚に手を置いて
何も言わず
じっと息子の様子を見守っていました
なんとか持ちこたえ
呼吸も戻り
「わーーーっ」
と息子が泣き始め
ほっとしましたが
息子に近づくことが許された後は
ただただ
呼吸ができている姿を見つめました
そのまま死んでしまうかと思いました
この日は本当にショックでした
お世話になっている主人の実家に戻り
くまさんと主人の家族と
すーの母とも連絡をとり
苦渋の選択ですが…
気管切開をする方向に
考えていくことになりました
息子からの
『苦しいよ』
というメッセージだったのかな
…と
くまさんとすーは受けとりました
息子のためには
呼吸がラクにできたほうが良い
と思えるようになりました
今のあたしたちにできる
息子にとっての一番のよい方法が
全身麻酔をかけて
首に穴を開けることを
決断する
という事がとてもつらいです
しかしながら
長い間入院しているよりも
手術をして
家に帰ってきて
家族が精一杯の愛情を注いであげた方が
いいことだと思うと
決断しなければならないのだと思います
病棟の師長さんが言ってくれました
「この時期に長い期間入院しているのは
″もったいない″ことよ」
″もったいない″
思ったことありませんでした
一歩一歩ですが
少しずつ少しずつ…
くまさんと一緒に
前進できているような気がします
お姉ちゃんは
シャボン玉の棒をもって
病院に向かうすーの車を
いつも誘導してくれています
車が来ていても
いつでも
「オーライ」
です(笑)
お姉ちゃんもいつも頑張っています
息子もいつも頑張っています
みんなみんな頑張っています