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 かなりしんどかった20年ほど前に良く聴いて、救われた曲。

 この一週間ほど、とても嫌なことがたて続けに起きたので、聴きたくなって聴いてみた。

 アルバム『アモリカ』もひさしぶりに聴いてみたが、この時期のクリスのボーカルは、一番いいと言えるぐらいに最高だ。

 

 

 ジャクソン・ブラウンは、どこか気難しくて、つきあいにくい人のようなイメージがする。それでも、彼の歌は誠実さにあふれていて、ジャクソン・ブラウンならでは心地良さを感じる。
 ご存じの方も多いと思うが、この曲、「プリテンダー」が収録されているアルバム「プリテンダー」は、ジャクソン・ブラウンの奥さんが自殺した後に出されたアルバムということだ。
 そんな沈鬱な感じがするところが、この曲に心地良さを感じる理由かもしれない。
 

 

 

 

 

 追

 

 ジャクソン・ブラウンで一番好きな曲は「レイト・フォー・ザ・スカイ」でもなくて、この曲かもしれない。

 中学生の頃、NHKのFMをテープで録音して聴いていた。この曲を聴くと夢があったあの頃を思い出す。

 

 

 

 この曲は、別に最近聴き込んだわけじゃなくて、たまたまYouTubeで見つけたので、思いつきで載せてみた。グルダのベートーヴェンのピアノ・ソナタは大好きなのだ。

 話は変わるが、今日、いとこの娘さんのピアノの発表会があって、ちょっと遠くまで出かけて聴いてきた。発表会の終了後に、ベートーヴェンについてクイズがあって、そのクイズというのは、ベートーヴェンの好きな飲み物は?ということだった。ビールじゃないよな、コーヒーか?と思ったら、正解だった。

 他にはベートーヴェンは生誕何年かというクイズがあった。昔、使っていた固定電話の電話番号がベートーヴェンの生まれた年(1770)だったのを思い出して、なんとか正解した。

 

 

 今日は、若い時になくなった別のいとこの夢を見た。そのいとこは、東北大学の数学科に入学したが、3年生ぐらいの時に実家で首を吊って自殺した。僕よりも、一つ年下のいとこだった。

 最近は、自殺者が増えているという話だ。ずっと前からそうなのだが、ふとそのいとこのことを思い出して、僕も彼と同じぐらいの年齢で自殺していたら、どうだったんだろうか?と、いつものように考えてみた。

 まあ、彼よりも30年も多く生きてきたけれども、彼よりも多く生きた30年間が、それほど価値があるものだったのか、正直、疑問に思うのだ。もちろん、いいこともたくさんあったけれども、それにもまして、つらくて惨めな思いもたくさんしてきたのだ。

 50を過ぎた今になって思うことは、人生はいいこともあるし、悪いこともある、ということだ。それほど思いつめて、人生を自ら終わりにすることもないんじゃないかと思う。もちろん、耐えられないくらいに苦しい時は必ずあるだろうけれども、なんとかそんなときもがんばって耐え忍んで、苦しみから逃げるしかないと思う。

 まあ、それでも、つらくてたまらないときは、とりあえず、グルダのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を一回、全部、聴いてから自殺しようとしたらいい気がする。ベートーヴェンのピアノ・ソナタは、ご存じのとおり、とても膨大なので、多少の時間稼ぎと、生きることについての何かを感じる手助けにはなると思う。まあ、この意見も、今思いついた、ただの思いつきにすぎないのだけれども……。