ちょっと、気分を変えて、つまらないことでも、とりあえず、書いてみようかなと思った。
今日、池袋駅から職場に歩いて行ったら、女子校生の集団が、輪を作って立ち止まっていた。グリーン大通り沿いの歩道での出来事だった。
その生徒たちが通っている女子校、都内でも有名な豊島岡なんとか、という女子校で、たまにその女子校生の集団と、一緒になるのだ。
長い間、きっとこの高校生は、頭が悪い学生なんだろうと思っていたが、ある日、突然、都内でも有数の優秀な女子校なのだと知って、非常に驚いたことがある。その学校だ。
とりあえず僕よりも、はるかに優秀な女子学生たちだった。
ところで、その女子校の生徒たちは、歩道上の何か異物を囲んでいた。近視でパソコンを使うのに弱い眼鏡をしていた僕は、ネズミの死体か何かかと思って、女子校生が輪を作って囲んでいたその異物を見た。ちょっと見ると、灰色をしていて、ネズミか、犬のフンかと思った、その灰色の異物を、一人の女子校生が手に取った。それは、どうやら傷ついて動けなくなった小鳥だった。
ある女子校生が、動いた!と言った。たしかに、その小鳥は、女子校生の手の中で、バタバタと軽く動いた。
僕は、その鳥が、手の中で少し動いたのを見たところで、職場に向かって、足早に歩いて立ち去ったので、その後、その鳥がどうなったのかはわからない。
ところで、鳥が動いた瞬間、なんだか、女子校生たちは、一種の感動みたいな雰囲気に包まれていた。
なんだか、ちょっとほっとするような心暖まる出来事だった。
アクセスしてくださった方。ありがとうございます。最近、自分には、ろくでもないことばかりが起きますが、一つ、かなりの確率で言えることがあります。
自分は失敗するんですけれども、かわりに僕に関わる人は、いいことが起こることが多いんです。