14日間のリブレ生活を終えて、いつも監視されているような状態から解放されて少し
ホッとした反面、飼っていたペットが居なくなってしまった様な寂しさも感じています。
リブレを装着していても余り違和感は無く、何か付いているなという感じと、時たま
腕を大きく動かした時に軽くチクンとした針が刺さっているなという感覚だけでした。
インスリン注射で頑張っている方と違って、インスリンも注射しておらず、血糖値を
下げる薬の投薬も無いので、FreeStyleリブレで測った間質液中のグルコース濃度が
低血糖を示しても「飴を舐めなくては!」とは思わず、直ぐに自分の体が血糖値を上げる
ホルモンを分泌して元に戻るだろうと気楽に構えていました。
怒涛の75g OGTTで最高値の 256 mg/dL の後で、ぐんぐんリブレの表示が下がって、
57 mg/dL になった時は流石にやり過ぎたかと思いました。特に低血糖の症状の自覚は
それほどでも無かったので飴は舐めませんでした。
簡易血糖自己測定器(SMBG)での血糖値測定は、ある一瞬だけのピンポイントでの測定
ですので、上がり調子なのか下がり調子なのか分からず、最高値なのか最低値なのかも
分かりません。食後高血糖の様子も運動の血糖値に対する効果も見えていませんでした。
今回、リブレを14日間装着してみて、それが見えてきました。人によって膵臓からの
インスリン分泌の応答のスピードと量も違いますし、インスリン抵抗性も違います。
ですので、私の場合の食後高血糖とその対策のまとめになります。
まとめ:
0. 空腹時のFreeStyleリブレで測った間質液中のグルコース濃度は約 95 mg/dL。
1. 運動無しの場合、ご飯 150 gを食べると食後15分位からグルコース濃度が上がり始め
1時間後に 230 mg/dL 程のピークに達し、1時間半後に下がり調子、2時間半で平常。
2. 食前のウォーキングを1時間行うとピークは食後 1時間で 180 mg/dL 程に下がる。
3. 食後にウォーキングを1時間行うとピークは食後 2時間で 160 mg/dL 程に下がる。
その代わり、平常状態に戻るまでの時間が1.5倍ぐらい長くなる。
4. 通勤で、食後の運動のタイミングが自由にならない時は、分け食べすると効果的。
但し、30分程度の間隔では少なく、2、3時間空ける必要がある。
5. 体を動かし続ける日常活動は、運動と同じ位のグルコース濃度を下げる効果がある。
6. サイクリングはウォーキングより短時間でグルコース濃度を下げる効果がある。
しかも汗を余りかかない。但し交通事故のリスクが散歩より高い。要ヘルメット。
7. その場足踏みは、ウォーキングと同等の時間で同等の効果がある。歩数だと2割減。
8. 外に運動に行けない時は、700回〜900回の椅子の背に掴まって腕の力を補助にした
余りキツく無いゆったりとしたペースのスクワットで十分効果がある。
9. おやつを食べると、ピークはおやつ後 1時間で 180 mg/dL になる。
10. カレーはグルコース濃度を上げる効果が最強にある。しかも上がった後も数時間は
高い状態が続き中々下がらない。海老炒飯もかなり強い。ジャンボシュークリーム
も手強い。ノーマルタイプのカップヌードルはそれほどでも無い。
(逆に言えば、カレーは登山やスキーの時に血糖値を上げ続けてくれる良き友。)
11. 運動を始めるタイミングは食後直ぐより20分後の方が効果がある。ただ勤務日の
昼食は休み時間の制限があるので直ぐ運動を開始して長く運動した方が良さそう。
12. 通勤電車で立って乗っていても座っていても効果に差は余り無い。座れたら座る。
踵を上げて立っていると少し効果(1割減)がある気がする。
13. 正式な方法では無いが75g OGTTでギリギリ境界型という判定になった。(解釈は
担当医に診ていただいてから更新します。)
14. 簡易血糖自己測定器(SMBG)とリブレの差を変動が少ない時に2回チェックした。
最初はSMBGが 89 mg/dL、リブレ 85 mg/dL、次はSMBG 99 mg/dL、
リブレ 96 mg/dL で、違いは測定誤差の範囲内でした。
15. スマホでリブレをチェックする時の反応が鈍い時はスマホの再起動で回復する。
16. 私の場合、睡眠時間が1時間長いと平均グルコース濃度は 1 mg/dL下がる。
ADAG研究のHbA1cの式の計算だと、平均グルコース値が 3 mg/dL下がると
HbA1cは 0.1 % 下がる。つまり3時間長く寝るとHbA1cは 0.1 % 下がる。
リブレによって食後高血糖の対策が見えてきました。今回見つけた対策を今後も
継続して行います。それがHbA1cの値にどう影響するのか楽しみです。
14日間のリブレの記録:
簡単に私の糖尿病の経緯を紹介します。
私は11年ほど前にHbA1cが14%となり、血糖値を下げる投薬で過ごした後、コロナの
影響で在宅勤務が続き通勤が無くなりました。1年ほど前に総合病院を受診したところ
空腹時血糖値が 320 mg/dL でHbA1cが10.7 %だったため翌日から糖尿病教育入院となり
インスリン注射を12単位から始めて退院後2ヶ月でインスリンを卒業、8ヶ月後に血糖値を
下げる投薬も無くなりました。
教育入院前のBMIは27.6でしたが、1年後は23.5です。直近のHbA1cは6.2 %です。
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