そんなに美味いか?
そんなに好きなのか?
サンマ狂!
そもそも、一度ハマったり凝りだすと、少しばかりムキになるというか、“くどい”ところがある。
昔、その昔の20代の頃、「かに玉」に何故だか凝って、10日間位ずっと、アアでもないコウでもないのと、連日「かに玉」を作り続け、当然食べ続け、上半身に慶長大判位な蕁麻疹が幾つも出て、病院へ行ったことがある。
お見立ては、卵の食べ過ぎ。
う~~ん、こりゃあ「ロッキー」には成れないな。
で、今回の“くどい”はまり様は、🐟サンマ・さんま・秋刀魚🐟。
さかな大好き人間にとっては、旬と言う言葉に弱い。
そう、肉と違い魚には旬がある。
正に秋刀魚は、旬の魚、秋の味覚の魚の部の王様。
去年が不漁で、高く細い物ばっかりだった反動?
今年は豊漁で、安くて身が詰まっている。
素晴らしい~~。
で、家人が「今日は面倒だから夕飯はお弁当」「値下げのシール張ってあって安いから、サンマ弁当」。
おお、何と秋刀魚とな!
確かに、どう見てもお弁当だが、その細長い専用の入れ物の上には、「さんま御膳」と言うタイトルのシールが貼られている(笑)
御膳か、フムフム。

ご飯の感じも、秋の雰囲気が程よく漂う。
そして、オオオォォォ-頭が、頭が口の中で溶ける!
噛まずに飲み込める、この感じ。
骨抜きされてないのに、頭から尻尾まで、殆ど噛まずに食べられる感。
これは、良くない予感~、何尾でも食べられそうダ。
付け合わせの、さつま芋、蓮根、椎茸も悪くない。
美味しいのだが、どうしても秋の味覚の物は、色が地味で醤油じみている、そんな思いを補う様に紅葉も添えられている(爆)
いいね、イイね、いいよ、この感じ。
アア~~始まっちゃった、スイッチ入っちゃった。
翌日、午前のリハビリに行っても、もう、お昼に食べるサンマ・さんま・秋刀魚の事で頭の中はいっぱい。
昨夜購入したスーパーは、ぬか漬けがチト好みと違うので、その店のほんの少しだけ先の、有名なスーパーのIY堂に行き、ぬか漬けだけ購入で、さんま弁当は手前の昨夜のスーパーで!と。
が、ここIY堂にも全く同じ雰囲気で、秋の味覚の王様弁当が置いてあった。
だったら、此処一箇所で済むではないか!?と、勇み購入~~。

と、これがいけなかった。
一見、昨日と差が無い様に見えるも、かやくご飯の感じと、何よりも付け合わせが良くない、、、油じみていて、「四毒感」半端ない。
ウ~~ン、判断ミスの惜敗者、、、。
さあ、ここから始まった。
仕切り直しの翌日購入「骨まで食べられる秋刀魚と秋の味覚御膳」。
そして、人とのミーティングを兼ねた飲み会では、絶対に季節の魚がお薦めで用意されているであろう店を、独断で決めて皆で行く。
ドンピシャ!!!黒板の本日のお薦めにあったゾ「さんま刺し」~~。
4人で2人前を頼むが、話のリードをし説明をする立場では、聞く立場の三人さんが、四分の一残してくれていたものの、じっくり味わった感が全く無いし、これじゃあそもそも量が足りない( ;∀;)
で、何とその翌日、決意をもって同じ店に仕切り直しで、又、行くことに。
独り大宮南銀。
この店は、何でも美味しいし、量も多め。
それは、とっても嬉しい事なのだが、一人では二品くらいでお腹が出来てしまい、品数を楽しめないのが、玉に瑕で嬉しい悲鳴。
だから、今日はジックリとたっぷりと秋の味覚を堪能。
フフフフ。

実は、昨日は薬味というか、ワサビ添えだったので、今日は注文時に素早く「生姜」をお願いしての堪能。
やはり、さんま刺しは、私は生姜派。
さあ、そして家でも食べたくなり、別日スーパーでさんま刺しを購入。
少し多めだが、この位は食べないと、食った気がしないし、酒のアテには丁度よいのだ(笑)。
と、さんま弁当(御膳)3食、さんま刺し3食、実はこれ同じ週での出来事。
何と、さんま抜き日はたったの一日。
もはや中毒である。
ただし今回は、慶長大判は出て来ない(笑)
そして、翌週も続くこの病気。
スーパーの弁当でなく、食事処の秋刀魚が食したいと、焼き秋刀魚の定食を!
この焦がし方、もう最高~~。
えも言えぬ、おろしとのハーモニー。

家でも
そして
家では、又もや、さんま刺し登場。
正に、9月の中旬以降は、さんま御膳だかさんま御殿だかわからぬ、踊るサンマ・さんま・秋刀魚三昧。
いつもながらの、一寸極端な入り様なる二週間のサンマ狂の日々だった。
ああ~~秋も楽しい!!!
さんま秋刀魚~





