ウエストサイド物語
何という、此のえも言われぬ魅惑的な響き
映画を観る前の内容もよくわからない時から、理由もなくときめいて、足を運んだのは何年前?
エッツ!? 四半世紀前(笑)
流石に封切り1961年の公開には間に合わなかったが、70年代の封切り時にはしっかり間に合った
時代は指定席以外は自由席で入れ替え無し (映画小僧にはよき時代でした)
確か日比谷のスカラ座だったかなあ~~
朝一番の回の上映から、外に出ず三連続回居続けで観た日が懐かしい
当時購入の貴重なパンフレットやLPレコードって、何処へ行ったのやら、、、😥
冒頭のアップタウンから徐々にダウンタウンへと、カメラが俯瞰でNYの街を映し出すその連続シーンだけで
もうすっかり魅せられました
本当に見事さとお洒落感
格好良さ
踊りの見事さ とにかく素晴らしい踊り
かのレナードバーンスタインの音楽🎵
主演の二人も素晴らしかったが、ジョージ・チャキリスと
リタ・モレノの圧倒的な存在感
いやあ~~本当に痺れました
一体、何回これまで観たことかこの映画
十回以上観た映画の中では、ベスト10、否、ベスト5には入る
さて、今回の映画 「ウエスト・サイド・ストーリー」
いくらスピルバーグがメガホンを取ったにしても、さてどうしたものか?
あの「ウエストサイド物語」への想いを大切にしたいだけに、、、
映画史に燦然と輝く名作をなぜ今更リメイクの必要が、、、
と正直思っていたのだが、学生時代の大先輩で、映画「二宮金次郎」でお世話になった
脚本家柏田道夫氏が初日にご覧になられたとのFacebook投稿を拝見し、
これは遅れてはならじ!と傷病の身なれど馳せ参じました
柏田先生有難うございます
1961年版でアニタ役を演じたリタ・モレノがヴァレンティナ役を演じ、なんと製作総指揮を務めている
あのアニタがとても綺麗に素敵に年を重ねている
それもなあ~~んとまあ御年90歳
こんな90歳(今年91歳)って観たこと無い
やはり鍛えている方は物が違う!!!
(どうでもイイが、頑張れ草笛光子さん 思いつく限り比肩出来そうなのは貴女だけ)
因みに大の親日家のジョージ・チャキリスさんは、一つ年下、今年90歳でご健在だそうな
柏田氏いわくこの映画 『一言でいうと“同じなのに違う!”』
正に云い得て妙
此れは此れで、あれはあれ
ナタリーウッドとリチャードベイマ―は格好良すぎた
綺麗過ぎた
洗練され過ぎていた
そしてジョージチャキリスにリタモレノ
そこと比べる必要はないね
これはこれ
昔観たトニー&マリアは、その時の自分より大人
今日、観たトニー&マリアは、今の自分の子供の様な年
でも、マリアはなあ~~~(笑)
🙇ごめんなさい、多分に個人的な好みが(笑)
でもでも、今回のマリアの方がより身近なリアルな女の子感はあるかも
他の役どころも、洗練され過ぎずリアルな等身大なところが、
スピルバーグの狙いともみてとれた
🎵「マンボ」♪「アメリカ」🎵「トゥナイト」♪ 「クール」🎶、当時暫くは頭の中から離れず、どれだけ口ずさんだりしたことか
その名曲の数々
名曲再び~~
今の傷病の身にはかなりきつい時間の尺、156分なれど
面白さで何とか乗り切れた!!!
本当に名作はイイね! 名作のもつ“チ・カ・ラ”
東京オリンピックが50年以上経て、もう一度味わえた様に、名作がまた時を経て蘇った
少し真面目な話をすると、人種間、人と人との対立は、60年経ても却って深刻になっている気もする
それだけに、全く古くはなく色褪せない内容テーマ
さあ、もう一度言おう
本当に名作はイイね!
そして、あれはあれ、これはこれ
@我が駅前のユナイテッドシネマ浦和 朝一番、10:45の回は約50人