皆さま、こんにちは!
STYLE DELI ブランドプロデューサーの
齊藤あおいです!
今週は東京に帰ってきて、
通常のブログの感じに戻す予定でおりましたが、
さすがにこれだけ休むと
写真を撮れるタイミングも訪れず
すみませんが今週だけ、
イレギュラーバージョンにお付き合いくださいませ…!
旅を絡めながらの、
小ワザなどを紹介していきたいと思います!
◆使えるテロテロ・ペチパンツ◆
先週のシチリア編で着ていた、
No.233256
こういう前開きのワンピースの下には、
何を穿けばいいんですか?
というご質問をよくいただきます^ ^
人それぞれ色々なパターンがあると思いますが、
私はコレ。
ペチパンツ
※ヘンなポーズですみません(笑)
膝まである長い丈感のもので、
薄いお素材感のものです。
デリでお作りしてもいいんですが、
このタイプ(=生地が極薄で体型補正効果はない)
は正直…
それ専門に超・大量生産をしているメーカーさんの方が、はるかに安く作れます。
だから敢えてそこに勝負は挑みません
ペチパンツの場合、
脚の間が割れていることで、
前開き部分からチラチラ見えても嫌な感じがしないのです。
しかも生地が薄いため夏に涼しく、
脚がベタベタしないという利点も
炎天下での着席時にも快適です。
こういうのはキレイな下着屋さんではなく、
駅地下にあるような…
あるいはサビれた感じの駅ビルにあるような…
多少泥臭く(笑)、古風な感じの下着屋さんに豊富だったりします。
私は見かけた時にまとめ買いしますが、
通販でも検索をかければ見つかると思います^ ^
丈は60cm~70cmが良いですよ
今主流のロング丈のお洋服に適しています。
見つけたら、
モカベージュとブラック、2色を買っておきましょう
モカベージュは、
白いワンピースなどの透けるお洋服に必要です。
浴衣のインナーにもgoodです
ちなみに上半身は…
肩が少し出るので、
下着の紐は腕側にズラして着用しています。
↓
下着は、
パッド付きのベアトップ(に肩紐が付いたやつ)
です^ ^
こういうインナーを充実させることで、
あらゆるお洋服を悩みゼロで着こなすことができます
待ち合わせ時間までの暇潰しには、
下着屋さんを覗く!
くらいのアンテナを張り、便利なインナー集めをしてみてくださいね
◆旅先で、服のシワをとる◆
旅には…
シワになりにくい服を持っていくのが便利ですが、
それだけだと、
ハッキリ言って現地でのオシャレを楽しむのに限界があります
だから麻素材でもレーヨン素材でも…
シワになりやすいお洋服も私はガンガン持って行きます
なので当然、
海外電圧対応のスチーマーも持参しますが、
今回はシチリアのホテルで、
コンセントから火花が散り…
部屋のブレーカーが落ちて
↓
使えなくなりました(^▽^;)
※このケースは珍しく、不良品だったみたいです。笑
でも大丈夫!
私は常に旅先に、
コレを持って行きますからっ
コレ↓
コレはですね…
バラエティショップや薬局で売ってる、
旅行用の詰め替えスプレー容器
です
コレにホテルで水を入れて、
使います。
まず、シワができたお洋服をハンガーにかけ、
ドアの上とか…
バスタオル掛けとか…
適当なところに引っ掛けます。
そして、シワのところに
シュッシュッ、シュッシュッ…
とひたすらかけていきます。
軽く手で整えてあげたりして、
放置しておきます。
すると、着用するのに何の問題もないくらいにキレイになるのです
家では大きな霧吹きを使うのであっという間。
しかし旅先では、
手のひらサイズの30mlを使うので
やや地道な作業となりますが、
5分もあれば終わります
↓ポケットティッシュとの大きさ比較
ね…!
コレがあれば、
シワを気にせずに旅先で好きなお洋服が着れます
(小さくて軽いし、かさばらないし♪)
皆さんもぜひ持参して、
旅先でのオシャレを楽しんでくださいね
※この霧吹きワザは日常でも大いに使えますから、
すぐに霧吹きを買いましょう!
※霧吹きは安いものではなく、最低1,000円は出しましょう!
霧の均一な出具合と効率の良さに、
格段の差が出ます…!
◆旅先でオシャレ着を洗う◆
昨晩は、
私が飛行機 移動時に愛用していた、
No.233361
が発売されました
このワンピースは
レーヨン混紡生地でデリケート素材ですので、
洗濯表示は『手洗い不可』となっています。
しかし…
空港でうっかり、このワンピースにチョコレートを付けてしまった私(しかも派手に)。
ホテルで、
『よーし、時間あるし、洗うかー♪』
と取り出したのは…
じゃーん!!
絵的にダサい…笑
※頭の悪そうな字ですみません(笑)
ボトルが湾曲してるので、書きづらくて…笑
そうです。
またもや詰め替え用ボトルに入れた、
デリケート衣類用洗剤の 『エマール』と、
愛用の柔軟剤 『ランドリン』です
ボトルに『柔軟剤』とだけ書けばいいのに、
商品名まで書いて来た自分が謎でちょっとウケる…
そしたら、
まずはチョコレート部分に…
お化粧を落とすクレンジングオイルを馴染ませていきます。
お醤油などのシミは『シミとりーな』とかで落ちますが、チョコレートは油なのでそれではダメ
油は油で落とします。
もしくは台所食器用洗剤。
指でオイルをヌリヌリ馴染ませたら、
チョコレート汚れが少し浮いてきます。
↓
汚れ付近の布同士を軽くこすり合わせながら、
汚れを分解していきます(10秒)
↓
8割ほど汚れが浮いた状態になったら
↓
洗面シンクに水(お湯はダメ)をはり、
洋服全体を浸します
↓
エマールを流し入れ、押し洗い(30秒)
↓
汚れ部分に少量のエマールをたらし、
優しくこすり洗い(10秒)
↓
①水を流しながら、流水ですすぎ
↓
②水をはって、すすぎ
↓
③を流す
↓
水をはる
↓
柔軟剤をたっぷりめに流し入れる
↓
洋服と馴染ませながら、押し洗い(30秒)
↓
①から③と同じことをやる
↓
水気を軽く絞る
↓
バスタオルで洋服を包み、吸水
↓
形を整えながらハンガーにかけ、干す
※バルコニーがあれば外に(乾くの早いから)
※急ぐ時は時折ドライヤーをあてて乾きを早める
以上です。
この方法で洗って乾かし、着た状態がコレ↓
なので
十分に美しいでしょう??
(※服の状態が、です。笑)
要は、デリケート素材のお洗濯を簡単に言うとポイントがあり…
①お湯を使うと縮む。だから水でやる。
②着水時間を最小限に抑える。
③デリケート衣類用洗剤を使う。
④柔軟剤を多めに使う。
⑤脱水機は使わない(=縮む原因)。
⑥乾燥機は論外。
という6点なんです。
コレを正しくクリアすれば、
縮むことはまずありません
少なくとも、私は失敗したことが無いですね…
だから旅先であろうと、
問題なく 『手洗い不可』 のお洋服を洗い、
チョコレート汚れまで落とせてしまうんです
日本は何でも基準が厳しいため、
手洗い可。の表示を簡単に付けることはできませんが…
それは 『洗えない』 のではなく、
『正しくやらないと失敗しますよ』
ということなのだと…
考えておくと気がラクですよね^ ^
まぁ、中にはラクーンですとか合皮ですとか一部のニットですとか…
本気で洗わない方が良い物もありますが、
普通のお洋服であれば、
実際にはほとんどの物が洗えてしまうんです。
※でも、お洗濯は自己責任でお願いいたします
暇なときなど、
『洗濯王子』のWEB記事とか…
研究するといいかもしれませんね♪
研究すれば上級者になり、怖い繊維が無くなります
ちなみに…
詰め替えボトルはこのように、
飛行機の気圧で中身がこぼれないよう、
キャップにティッシュをぐるぐる巻き、
輪ゴムで固定して…
チャック付きビニール袋に入れて持って行きます
ま、こぼれないんですけどね…
ボトルの種類によっては液モレする時もあるので、
一応、
二重に保険をかけてこのようにしています^ ^
それでは…
イレギュラー内容なブログのクセに
文字数オーバー(4,000文字)
が近づいてきましたので
後編に続けたいと思います。
(ページ移動の)
お手数をおかけしてすみませんが…
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
後編につづく