みなさまこんにちは!
STYLE DELIトータルマネージャーの
齊藤あおいです


※今日の当初のブログでは私が述べた文章について、不適切な表現があったと自覚いたしましたので、一部書き直して公開いたします。
ご不快な印象を抱かせてしまいました方には、深くお詫びいたします。
申し訳ございませんでした…!!
先日、
こんなことがありました

私の仕事の一つに、
お客様からのクレーム報告を受け、それをチェックする。
という業務があります。
そんな中、とても気になる報告があったんです。
「裏起毛リラックスVネックワンピースが、1回着ただけですごい毛玉になりました。品質が悪いです」
というご意見。
それは・・・!!
大変です

私はこのワンピースを5、6回着ていますが、毛玉ができていません。
裏起毛リラックスVネックワンピース。
言わずもがな、STYLE DELIの超人気商品です。
コチラです↓

確かに、私の友人たちもこのワンピースの愛用者は多いので、
「さすがに着過ぎて毛玉できたわ~ また買う~」
という声はたまに聞きます。
でも、1回でできたとは!?
私のやつは全くキレイなままで・・・

探しても・・・

よく見ても・・・

特に毛羽だってもいません。

アシスタントの鈴木に聞いたところ、
「私のも大丈夫です」 とのこと。
毛玉というのはこのように、個人差があるものなんですよね。
否、個人差というより環境差でしょうか。。。
ということで今日は、毛玉のおはなし

(お洋服の紹介は、また来週に・・・)
まず、ほとんどの方はお気づきだとは思いますが…
毛玉ができるのは品質が悪いというよりも、
基本的には、素材+環境 が重要で、
毛玉ができる基本要因は、摩擦です。
■生地と生地が擦れることによる摩擦。
(だから、腕周辺にはできやすくなります)
■とくに冬は、コートとの摩擦。
■バッグやストール等との摩擦。
■動作のクセ(でどこかに触れている)
■赤ちゃんを抱っこしている
■何か荷物を抱えた
…などが考えられますね。
例えば、コートを着た状態で満員電車に揺られたり。。。
いかにも毛玉ができそうですね

さらに、静電気。
静電気は、毛玉の大敵です。
だから静電気体質の人は、毛玉ができやすいかもしれません。
お客様からのコメントで気づきましたが、タイツも静電気の大きな要因ですよね
それに、乾燥機も!
乾燥機って開けた瞬間、静電気がすごいですよね?
つまり乾燥機を使う方は、毛玉がたくさんできて当然の理屈です
そして、洗う時には衣類を裏返しているかどうか。
こういうことでも差がでます。
あとは、「洗い過ぎている」ことも生地に負担をかけちゃいます。
頻度の意味でも、洗い方の意味でも…です。
そして素材なんですが、
科学繊維の混紡は、毛玉ができやすいとされています。
化学繊維。
ポリエステルやアクリルといった、よく使われている素材です。
これらの繊維の登場はお洋服の価格を劇的に下げてくれましたし、ありがたい存在です。
これがあったから、自由自在に様々なお洋服を作れるようになったのでしょう。。
でも、何故か他素材と混ぜると、毛玉ができやすくなるようで…。
ポリエステル60%、コットン40%
とか、
アクリル70%、ウール30%
とか…
こういう感じの混紡、よく見かけますよね?
こういうのは、対毛玉という意味合いでは弱いです。
だけど
風合いを良くしたり とか、
買いやすい価格にしたり とか、
利点はたくさんあるんですよ

それで、、、
お洋服の可愛さには「質感」というものが大きく関係しますが、
そう考えると現代は、科学繊維を避けながらオシャレをすることは…困難です。
機能的な面でも優れていたりしますから、なおさら。。。
だから、毛玉とはうまく付き合っていく方法も知っていた方が良さそうです。
毛玉がたくさんできてから取るのは非常に面倒なので、「いた!」と思ったらすぐに取っちゃうのがオススメですよ
ではここで、、、
私は 「どう取っているのか」 をご紹介します
毛玉取り機とか毛玉取りブラシとか、色々買って試しましたが・・・
私が最終的に選んだのは、コチラ。
ハサミ、コロコロテープ、T字カミソリ の3点です。

ハサミは丸っこくて厚みがあるものではなく、なるべく平らなやつがイイ。
T字カミソリは、高機能なやつじゃなくて、簡素なタイプがベストです。
(これは嘘ではなく)
たまたまですが、私が持っているデリの服には毛玉ができているものが本当に無かったので、
すみませんが他の私物を出しますね。
この冬のカジュアルシーンで愛用していたダウンコート。
某ブランドさんで買ったセレクト品で、イタリア生地のものです。

袖口周辺には、大きな毛玉と小さな毛玉がいっぱい

素材表記を見ると、布地部分は
アクリル40%
ポリエステル35%
ウール25%
という、毛玉できちゃう系素材です(笑)
こういう場合は、まず大きな毛玉をハサミで切って…

コロコロテープで毛玉を回収

ハサミは布地を切らないように、生地と水平に刃を当て、リズミカルにすべらせながら切っていきます。
そしたら次は、T字カミソリの出番
フロント合わせのラインに沿ってできた毛玉。

こんな直線ラインには、T字が最適
布がたるまないよう上部・下部をおさえてピン、と張ったら、
シュッ、シュッ、シュッ、と 「力を入れずに」 滑らせていきます。

↑右手でカミソリを持ちつつ、布地をおさえて固定しています。
生地と水平に滑らせて~♪

生地の上下をおさえてピン、と張る理由は、
生地がたるむと生地を切ってしまう恐れがあるから。です。
ムダ毛剃りと一緒で、
なめらかな箇所は剃りやすいですが、皮膚が寄っているところは剃りにくく、時には切っちゃったりしますよね?
…それと同じです。
T字カミソリはハサミより効率的。
でも、フラットな生地にはイイけど、凹凸生地には使えません。
たとえばミドルゲージ(編み目が大きい)以上のニットとか…。
刃が噛むし、最悪、生地が切れます。
上のダウンはハサミとカミソリをMIXで処理しますが、
ハサミが不可の服もあります。
たとえばコレ。
愛用の、ユニクロさんのカップ付きキャミソール。

このエアリズムシリーズは機能系生地だから、当然のごとく化学繊維。
ポリエステル59%
キュプラ31%
ポリウレタン10% です。
これは残念ながら、けっこう毛玉ができます。
(便利で好きだから気にならないけど)

(写真がブレました、すみません!)
とくに、服と擦れる胸の部分に毛玉が集中しています。
こういうフラットな生地にはT字カミソリがむくし、毛玉サイズが小さ過ぎて、ハサミでは取れません。
これもやはり、
生地をたるませないよう注意しながら、生地と水平に滑らせていきます。

そして最後は、コロコロテープで回収!
T字カミソリは安いやつでイイんですが、ムダ毛を剃った中古はダメです。
新品をコレ用におろしてくださいね
刃の鋭利さがポイントなので、中古品だと刃の鋭さが足りず、生地に噛んで危険です。切れます。
サビてたりしたら問題外
ちなみにニットは、台所スポンジで取るのが早いそうです。
↓WEBの情報ページ
http://m3q.jp/t/1565
でも私は、繊維へのダメージが大き過ぎる気がするので、スポンジは使いません。
…大丈夫なのかなぁ??
というのも、繊維は傷付ければ傷付けるほど毛羽立ちやすくなるので、
その時は毛玉が取れても、余計にできやすくなったりしちゃうんですね。
その点が問題ないのなら、スポンジもイイかもですね
裏起毛リラックスVネックワンピースは基本、1回の着用で毛玉ができる商品ではありませんが、
混紡スウェットなので、

それに、乾燥機も!
乾燥機って開けた瞬間、静電気がすごいですよね?
つまり乾燥機を使う方は、毛玉がたくさんできて当然の理屈です

そして、洗う時には衣類を裏返しているかどうか。
こういうことでも差がでます。
あとは、「洗い過ぎている」ことも生地に負担をかけちゃいます。
頻度の意味でも、洗い方の意味でも…です。
そして素材なんですが、
科学繊維の混紡は、毛玉ができやすいとされています。
化学繊維。
ポリエステルやアクリルといった、よく使われている素材です。
これらの繊維の登場はお洋服の価格を劇的に下げてくれましたし、ありがたい存在です。
これがあったから、自由自在に様々なお洋服を作れるようになったのでしょう。。
でも、何故か他素材と混ぜると、毛玉ができやすくなるようで…。
ポリエステル60%、コットン40%
とか、
アクリル70%、ウール30%
とか…
こういう感じの混紡、よく見かけますよね?
こういうのは、対毛玉という意味合いでは弱いです。
だけど
風合いを良くしたり とか、
買いやすい価格にしたり とか、
利点はたくさんあるんですよ


それで、、、
お洋服の可愛さには「質感」というものが大きく関係しますが、
そう考えると現代は、科学繊維を避けながらオシャレをすることは…困難です。
機能的な面でも優れていたりしますから、なおさら。。。
だから、毛玉とはうまく付き合っていく方法も知っていた方が良さそうです。
毛玉がたくさんできてから取るのは非常に面倒なので、「いた!」と思ったらすぐに取っちゃうのがオススメですよ

ではここで、、、
私は 「どう取っているのか」 をご紹介します

毛玉取り機とか毛玉取りブラシとか、色々買って試しましたが・・・
私が最終的に選んだのは、コチラ。
ハサミ、コロコロテープ、T字カミソリ の3点です。

ハサミは丸っこくて厚みがあるものではなく、なるべく平らなやつがイイ。
T字カミソリは、高機能なやつじゃなくて、簡素なタイプがベストです。
(これは嘘ではなく)
たまたまですが、私が持っているデリの服には毛玉ができているものが本当に無かったので、
すみませんが他の私物を出しますね。
この冬のカジュアルシーンで愛用していたダウンコート。
某ブランドさんで買ったセレクト品で、イタリア生地のものです。

袖口周辺には、大きな毛玉と小さな毛玉がいっぱい


素材表記を見ると、布地部分は
アクリル40%
ポリエステル35%
ウール25%
という、毛玉できちゃう系素材です(笑)
こういう場合は、まず大きな毛玉をハサミで切って…

コロコロテープで毛玉を回収


ハサミは布地を切らないように、生地と水平に刃を当て、リズミカルにすべらせながら切っていきます。
そしたら次は、T字カミソリの出番

フロント合わせのラインに沿ってできた毛玉。

こんな直線ラインには、T字が最適

布がたるまないよう上部・下部をおさえてピン、と張ったら、
シュッ、シュッ、シュッ、と 「力を入れずに」 滑らせていきます。

↑右手でカミソリを持ちつつ、布地をおさえて固定しています。
生地と水平に滑らせて~♪

生地の上下をおさえてピン、と張る理由は、
生地がたるむと生地を切ってしまう恐れがあるから。です。
ムダ毛剃りと一緒で、
なめらかな箇所は剃りやすいですが、皮膚が寄っているところは剃りにくく、時には切っちゃったりしますよね?
…それと同じです。
T字カミソリはハサミより効率的。
でも、フラットな生地にはイイけど、凹凸生地には使えません。
たとえばミドルゲージ(編み目が大きい)以上のニットとか…。
刃が噛むし、最悪、生地が切れます。
上のダウンはハサミとカミソリをMIXで処理しますが、
ハサミが不可の服もあります。
たとえばコレ。
愛用の、ユニクロさんのカップ付きキャミソール。

このエアリズムシリーズは機能系生地だから、当然のごとく化学繊維。
ポリエステル59%
キュプラ31%
ポリウレタン10% です。
これは残念ながら、けっこう毛玉ができます。
(便利で好きだから気にならないけど)

(写真がブレました、すみません!)
とくに、服と擦れる胸の部分に毛玉が集中しています。
こういうフラットな生地にはT字カミソリがむくし、毛玉サイズが小さ過ぎて、ハサミでは取れません。
これもやはり、
生地をたるませないよう注意しながら、生地と水平に滑らせていきます。

そして最後は、コロコロテープで回収!
T字カミソリは安いやつでイイんですが、ムダ毛を剃った中古はダメです。
新品をコレ用におろしてくださいね

刃の鋭利さがポイントなので、中古品だと刃の鋭さが足りず、生地に噛んで危険です。切れます。
サビてたりしたら問題外

ちなみにニットは、台所スポンジで取るのが早いそうです。
↓WEBの情報ページ
http://m3q.jp/t/1565
でも私は、繊維へのダメージが大き過ぎる気がするので、スポンジは使いません。
…大丈夫なのかなぁ??
というのも、繊維は傷付ければ傷付けるほど毛羽立ちやすくなるので、
その時は毛玉が取れても、余計にできやすくなったりしちゃうんですね。
その点が問題ないのなら、スポンジもイイかもですね

裏起毛リラックスVネックワンピースは基本、1回の着用で毛玉ができる商品ではありませんが、
混紡スウェットなので、
着用回数や使用環境によっては毛玉ができてしまいます。
(お手数ですが
)たくさんできないうちに小マメに毛玉を取って、長持ちさせてあげてください


できる限り、なるべく洗わないのがイイですよ。
お洋服は基本的には、なんでもそうです
(汚れない程度にw)
それでは・・・
本日もお読みくださいまして、
どうもありがとうございました
また来週、
よろしくお願いします

AOI SAITO @TOKYO
Age : 37
Work : STYLE DELI total manager
Height : 163cm
お洋服は基本的には、なんでもそうです

(汚れない程度にw)
それでは・・・
本日もお読みくださいまして、
どうもありがとうございました

また来週、
よろしくお願いします


AOI SAITO @TOKYO
Age : 37
Work : STYLE DELI total manager
Height : 163cm