みなさまこんにちは!
STYLE DELIトータルマネージャー(兼プレス)の
齊藤あおいです


今日は、
アクセサリーのお手入れのお話をしましょう

私は外から帰るとまず、
うがいをして、
手を洗いながらネックレスを洗います。
ネックレスを洗う???
ちょっと不思議かもしれませんが(笑)、
みなさまにもぜひ、知っていてもらいたい小ワザの一つです


見てください

いつかみなさまにお見せしようと、
2年間かけて作った実証サンプルです


これは、私が愛して止まない商品の一つ・・・
メタルネックレス/ゴールド 2,800yen
ですが、
左はお手入れをせずに2年間使用したもの。
右はお手入れをしながら1年間使用したもの。です。
色がぜんぜん違うの、、わかりますか??
特に変色が激しい、上部のあたりをクローズアップ↓↓

右は美しいゴールドなのに対し、
左はもう、何色なんだかわからないことになっています。。

肌に直接触れる、裏側で比べてみましょう↓↓

金属表面にムラが出て、
変色し、ツヤが無くなっています。

こちらは、お手入れしている方↓↓

ね、、ぜんぜん違いませんか??
お手入れをしなければ、
アクセサリーは普通、こうなります。
よく 「メッキがはげている」 と言いますが、
実はそうではないんです

薄いメッキ層の微細な穴(=目には見えない)から、
皮脂や汗、ファンデーションや日焼け止め、
ボディクリームなどなど・・・
そういったものが入りこみ、
下地の金属が酸化または硫化(りゅうか)していること。
が、金属変色の原因です。
メッキは、研磨をしたり、
尖ったものでキズを付ければ取れますが、
普通に着けていれば「はがれる」ものではありません

世の中には 『メッキ=はがれる』 という
マイナスイメージがありますが、
金属アクセサリーの98%以上には、
メッキがかけられています。
たとえばアクセだけでなく、
高額なプラチナジュエリーにも、
多くの場合「ロジウムメッキ」というメッキをかけます。
金属は、そのままでは、
あんなにツヤツヤとした質感にはならないんです。
メッキがあるからこそ!の美しさなので、
どうぞメッキ君を嫌わないでくださいww
さてそれでは、
そのお手入れとはどうやるのか??
本当に簡単なんです!!
手を洗うとき、
ハンドソープを手のひらに出すじゃないですか??
その時、ネックレスも一緒に持って、
一緒に洗うだけなんです(笑)
こんな感じ↓↓

手を洗いつつ、
ネックレスも軽く洗う ↓↓

終わったら、乾いたタオルの上に置き、

上からティッシュで、
水分を軽く吸い取ります。
(オモテもウラも、両面)

そして30分ほど放置し、
自然乾燥 → 以上。
これだけで、美しさが長持ちするんです


やらないテは無いでしょう

ちなみに、ハンドソープは石鹸でも可。
(当たり前かww)
要は、表面に付いた油分を落とすことが目的なので、
汚れを落とそう、とゴシゴシする必要もなし。
肌にあたる裏側を中心に、
メイクを落とすような感覚で洗うんです

かなり簡単です。
が、
素材やデザインによっては、
この方法が使えない場合があります

ではまず、
どんなネックレスなら洗えるのか??
私が持っているDELIアクセでいえば、
フェアリーストーンネックレス/3,800yen
(真ちゅう+合成ストーン)

ボリュームフラワーネックレス/3,800yen
(真ちゅう+プラスチック+合成ストーン)

4連パールショートネックレス/1,800yen
(真ちゅう+合成パール)

パール&ビジューネックレス/3,200yen
(真ちゅう+合成パール+合成ストーン)

ゴールドチューブビジューネックレス/3,800yen
(真ちゅう+合成ストーン)

このネックレスみたいに、
チェーンの内側(の空洞)に水分が入り込む形状の場合は、
ティッシュで水分を吸い取った後に、
軽くドライヤーをかけるのがオススメです。
錆びるってことはまぁ、、ないんですけど、
濡らしておくことは金属にとって、
イイことではないので。。

以上、こんな感じのものは洗えます

わかりやすいよう大ぶりなネックレスにしましたが、
小さいものも無論、OKです

では逆に、
どんなものは洗えないんでしょう??
アクセの中でも、
こんなのはダメですね


うちの商品ではないんですが、
2重チェーンの片方が、
ロープ(縄)になっているネックレスです。

縄が水を吸っちゃうから、
下手したらカビるかも(笑)

金属チェーンの方も、
水が入り込みやすい形状をしていて・・・
水洗いには不向きです

あとは、そうですね。
アクセサリーとジュエリーは違いますから、
気をつけてください

今回はあくまで、アクセのお話です

高価なジュエリーは、
石材によって洗い方が細かく分かれていますので、
この方法では洗わないでくださいね

この、
「手入れをしなければ質感が劣化していく」
ことを利用して、私が敢えて洗わないアクセもあります

ダブルストーンブレスレット/2,800yen

このブレスは、最初はキレイなゴールド色です


でもこのブレスは、
ちょっとアンティーク感があった方がカワイイ!!
と(個人的に)思うので、
敢えて洗わずに、変色させつつもうすぐ1年半。
この、ゴールドが薄くなった状態が、
ニュアンスがあってイイ感じなんです


(ブレスの裏側↓↓)

こんな風に、
デザインによって質感を調節していくのも、
オシャレの楽しさですよね~っっ


これから夏。
暑い季節は汗や日焼け止めで、
ネックレスへの汚れが付きやすくなります

夏はとくに、
ネックレスを洗ってくださいね

というお話でした~


それでは・・・
本日も長々と、ありがとうございました

また来週、
よろしくお願いいたします


AOI SAITO @TOKYO
Age : 36
Work : STYLE DELI total manager,press
Height : 163cm