おはようございます!
カラーコンサルタントの田後です。
「色を仕事で扱うときに何か資格は必要ですか?」
というご質問をいただきます。
単刀直入に、答えはNOです。
色彩を使う仕事に特別な資格は必要ありません。
必要はありませんが、
他者アピールになり、かつ自分の勉強になる
おすすめの資格があります!
それは、色彩検定です。
文部科学省後援の公的資格で、
1級、2級、3級、UC級があります。
私たちは色に囲まれて暮らしています。
そして、常々その影響を受けています。
にもかかわらず、一般的な学習過程では
色彩知識を理論的、体系的に得られる機会がほとんどありません。
美容師
ネイリスト
メイクアップアーティスト
インテリアコーディネーター
フローリスト
WEBデザイナー
商品開発者
など、色に関わる仕事をしている人の多くが
個人の感覚や経験に則って色を扱っています。
感覚に頼るということは、人によって尺度が変わるということ。
例えば「エレガントなネイルにしたい」場合、
施術者が思うエレガントと、お客様が思うエレガントに
誤差が生じてしまいます。
そこで、色彩の知識があれば論理的に
エレガントが表現できるようになります。
ちなみに、中明度の紫系の色を基調とし
中~高明度のグレイッシュなトーンを組み合わせると
エレガントなイメージの配色は作れます。
(気になる方は色彩検定のテキストをご覧になってください^^)
このように、色彩検定を受験することで
仕事に役立つ基礎~応用の知識が身につきます。
公的な資格なので、他者評価が得やすくなります。
色に関わる仕事をする人は、2級レベルの知識が有効です◎
他にも、
・ADEC色彩士検定(基礎から幅広い知識、実際に色を使う技能の両方に重点を置いた検定 ※文部科学省、財団法人・日本色彩研究所、財団法人・専修学校教育振興会後援)
・色彩技能パーソナルカラー検定(パーソナルカラーに必要な基礎知識や色を見分ける力が身につく検定)
・色彩福祉検定(色彩を福祉の分野に活かす知識を問う検定)
・パーソナルカラリスト検定(人と色に着目した色彩知識と配色調和を身につける検定)
・配色検定(色と色に着目した色彩知識と配色調和を身につける検定)
など、様々な検定があります。
スタイルクリエーションでは、幅広い分野で役に立つ
色彩検定の対策講座を実施しています。
色彩を理論で理解し、語ることができれば
商品やサービスはもちろん、自身の見た目にも
効果的に取り入れることが可能になります。
ご自身のレベルアップにぜひ、
検定試験の勉強にチャレンジしてみてくださいね!
---
カラーの専門家として活躍したい方は、こちらの無料メルマガをご購読ください。
あなただからこそできるカラーの仕事を一緒につくっていきましょう。