たった5分で感じてもらえた価値 | 「ビジネスにカラーの力を」ビジネスカラースクール スタイルクリエーション

「ビジネスにカラーの力を」ビジネスカラースクール スタイルクリエーション

ビジネスに色彩マーケティングを取り入れたい方へ
大阪・心斎橋にあるカラースクールです。
あらゆる分野で活かすことのできるカラーの知識・技術が、
ビジネスシーンで使えるレベルで身に付きます。
カラービジネスの現場に一番近いカラースクールです。

 

 

カラーリストとして、例えば、パーソナルカラーコンサルティングをするときに、お客様にどのような言葉をお渡しするでしょうか。

 

見極めの説明をするときに

診断結果を伝えるときに

アドバイスをするときに

 

どのシーンでも、使うものは言葉です。

 

私たちカラーリストの仕事の中で、

与えられた時間の価値を最大化する一番大きな要素は言葉です。

 

正確な診断力でも、正しい診断結果の説明内容でもありません。

お客様に刺さる言葉です。

 

でもこれが何なのかは簡単にはわかりません。

何が刺さるかは、人によるからです。

 

 

ここから先のカラービジネスでは特に、どんな言葉で伝えるかが大切になるのかなと思っています。

 

見極めや結果の説明でも、この言葉の力はとても重要ですが、それ以外のお話をするときに、さらに重要性が増す気がしています。

 

そのお客様に対して深く刺さる言葉。

これがお渡しできなければ、カラーのサービスはおそらくAIで十分だとなるでしょう。

 

という事は、この先カラーリストとしての活躍を継続的にしていきたい場合に、カラーの知識だけでなく言葉の力を磨いていく必要があるということです。

 

この重要性を、15年以上前からお話ししてきています。

当社のスタッフや受講生さん達は、伝え方の大切さをご理解してくださっている方が多いです。

 

私自身もとても痛感しているため、この勉強とアウトプットは欠かしていません。

それでもなかなか思うようにできません。

 

丁寧に話せばよいものでもなく

専門用語を使わずに話せばよいというものではなく

面白かったらよいというものでもなく

 

お恥ずかしながら、日本語は得意だと思っていました。

現代文の成績は良かったんです。

だから、国語的な力はある方だと思っていたのですが・・・

 

大きな間違いでした涙

 

 

 

ある方とお話していて、空間のカラーコーディネートについてを説明していた時のことです。

経営者の方で、日ごろの仕事に対する思い、人に対する感情、考えているこれからのことなどをお聞かせいただきました。

それに基づいたご提案を差し上げたのですが、涙を流されたんです。

 

会話が終わる最後5分くらいの時でした。

 

「染川さん、私はそのために仕事をしてきたんだと今気が付きました。

今まで気が付かなかった。

大切なことに気づかせてくれてありがとう。」

 

そんなことを言っていただきました。

私は、お話を伺って、色を分析して、適切な言葉で説明しただけです。

今となっては、この適切なの中身がカギになったことはわかります。

 

もちろん、仕事上、色の提案をすることが私たちの仕事です。

でも、

それ以上の何かを渡せるとしたら、言葉の力がそこにはあると思っています。