色みの中で黄と青は少し特別な意味と役割を持つ色。
陰と陽
影と光
寒と暖
何かと対比する特徴を持つ2色です。
どことなく、白と黒にも通ずる性質を含む。
白と黒までのコントラストはないけれど、差のある2色。
白と黒は混ざれば灰になり、
黄と青は混ざれば緑に。
いずれも中立の要素を持つが、それぞれに意味合いやニュアンスなどは異なる。
黄を好む者は青につまらなさや堅苦しさを感じたり、
青を好む者は黄にいら立ちや気ままさを感じたり。
そんな例もあるだろう。
色彩の中にある、様々な理論。
それは時に心理に関連し、時に物理に関連し、
あらゆる物事に深く関わります。
でも、その深さはほとんど知られておらず、
その効果も、活用の方法も、まだ世に広く伝わってはいない。
色彩の理論をそれだけで語るのではなく、
活きた形で伝え、目に見える結果が出せるなら、
もっと色彩は必要とされるのだろう。