タイトルを見て、「わかってますよ!」と思った同業さんは、
この先は読まなくて大丈夫。
「どういうこと!?」と思った人は、ぜひ最後までお付き合い下さい。
まず、カラー診断で使うドレープは、メーカーによって色が違います。
自分のドレープしか見たことがない人は、
他のカラーリストのドレープをいくつか見て下さい。
そして、できたらそれで診断させてもらうと良いです。
で、
一般的にパーソナルカラー理論で多いのは、
スプリング=イエローベース・高~中明度・高~中彩度・清色
見たいなまとめです。
(ちなみにスタイルクリエーションでは少し違う理論を唱えています。)
これが頭に居座り過ぎて、
例えば、テストドレープで仮にALLスプリングで残ったとしましょう。
そうなると、その時点で、
「明るい色、鮮やかな色が似合います!」
見たいに言ってしまうカラーリストさん、とーっても多いです。
でね、ここからなんですけど、
テストカラーのピンクのスプリングって、
ドレープによって、高明度をセットしていたり、中明度をセットしていたり、
メーカーやスクール、人によってまちまちなんですね。
例えば、高明度ピンクをセットしていて、赤はどうかというと、
赤のテストカラーは、メーカーやスクールが違っても、
明度のばらつきはそこまで大きくありません。
知っていました?
これが、その他の色のテストドレープにもすべて言えること。
「●●シーズンのテストカラー」は、あなたの思っているテストカラー以外にもあるし、
明度や彩度、黄み青みや清濁に幅がある。
これを知っている人と知っていない人の差は大きくて、
お客さんの立場を考えると、知っているカラーリストに見てもらって!
って、私は大声で言いたくなります。
これが理論。
これが専門家。
これがお金をもらっていいレベル。
だから、
世の中のパーソナルカラー理論をもっと変えたいです。
とことん理論でやれることをうちは実証しているので、
同業者の人に、徹底的にプロになりに来てほしい。
そんな風に、真剣に思っています。
遅かれ早かれ、本物の専門家が残れるように、
お稽古や趣味ではなく、お金をいただいて、格段にレベルの違う
パーソナルカラー診断を提供するプロをもっと増やすように、
スタイルクリエーションは養成をしていきます。
うちの認定コンサルタントは、安心して正確な診断ができるプロ。
今はまだまだ少数ですが、このレベルが当たり前になるようにしていきます。