スタイルクリエーションの田後です。
母のおさがりのトップスに
ヴェテュのピアスを合わせてみました☆
昔から、祖母の服や母の服を
借りたり譲り受けたりして着ています。
祖母にもらった古いコートを羽織り
「いってきま~す」と玄関を出た瞬間、
肩がバリっと破れたことも(笑)。
古くて糸が劣化していたんですね。
難癖あるアイテムほど、愛着がわきます!
こんな風に、物心ついた頃から
ファッションにとても興味がありました。
ファッションエディターに憧れて、
パリコレの会場前でライターごっこをしたり
ファッション誌を切り抜き自作の雑誌を編集したり
おしゃれな人を観察してスケッチしたり。
こうやって改めて文字にすると、かなりマニアックですね(笑)。
それくらい、ファッションには尽きない興味があります。
当然、学生時代の就職活動でも
キーワードは「ファッション」。
ファッションに関わる仕事がしたくて、
繊維の専門商社に入社しました。
そこでは、色々な【ホンモノ】を目の当たりにしました。
一流ブランドのモノづくり
一流デザイナーの考え方
一流モデルの腰の高さ(私の肩位置に腰がありました 笑)
刺激をたくさん受け、ますますファッションが好きになりました。
その反面、自分の取り柄のなさに
落ち込むことも多かったです。
そう、私は手に職をつけたかったんです。
多分これは、周りの環境も影響していたと思います。
私の周りには、教師や技術者、表現者など
手に職を持っている人が多いんです。
そんな中、私には何も取り柄がない……
一人で勝手に、劣等感を抱いていました。
だから、「仕事にできる何か」をずっと
探し求めていました。
できるなら、自分の興味があることや
好きなことを仕事にしたい。
欲張りながら、試行錯誤を繰り返しました。
そしてあるとき、出会ってしまったんです!
そう、うちの代表 染川に。
(染川のブログはこちら:https://ameblo.jp/stylecolor2007/)
染川との出会いは衝撃的でした。
色を理論的に語る姿に、目から鱗が落ちました。
だってそれまで、色やファッションは
センスや感覚がモノを言うと思っていましたから。
180度世界がひっくり返った思いでした。
いや、大げさでなく本当に。
それと同時に、「これだ!」って思ったんです。
手に職をつけるなら、これしかないって思いました。
そこからはもう、無我夢中で色の勉強をしました。
自分の興味があるファッションに通じる世界ですから
それはそれは、面白かったです。
理論で考えるということも、とても新鮮でした。
そして何より驚いたことは、色を学んだことにより
ファッションに関わる人から意見を求められるようになったこと。
自信がなかったあの頃が嘘のよう。
自分の仕事に、誇りを持つことができました。
「手に職をつけたい」その一心から、偶然出会ったカラーの仕事。
きっかけは全くの予想外でしたが、
今では出会うべくして出会ったのではないかと思っています。
カラーに出会ったおかげで、
私自身のファッションの幅も大きく広がりました。
実は、ここだけの話、
いつの日か色とファッションを取り入れた
絵本を作ってみたいんです。
こんな夢を持つことができたのも
カラーの仕事に出会えたおかげ、と思っています☆