スタイルクリエーションの田後です。
「先生、口紅新しくした!?」
カラー講座を受け持っている学校で、生徒に言われたひとことです。
新しい口紅をつけて行ったその日、教室に入るや否や声をかけられ驚きました。
同時に、自分が見られていることに気づかされた出来事でもありました。
― 今日の洋服もパーソナルカラーを取り入れているんですか?
― カラーの先生だから、もっとカラフルかと思いました
― やっぱりオシャレには気を配っていますよね?
講師やパーソナルカラーの現場、営業先など、カラーの仕事を行う先々で、外見にまつわるお声を多くいただきます。
恐らくこれは、人の見た目に関わる仕事に就いているが故。
私がこのような立場にあるからこそ、相手の方も私の見た目に注目し、話題にしてくださるのだと思います。
嬉しい反面、見られていることに非常な緊張感を覚えます。
カラーリストを名乗るからには、外見に対する責任感を人の二倍も三倍も持たなければなりません。
時にはその場に合わせて、普段の自分とは異なる装いを【演出】する必要もあるはずです。
だからこそ、現場でいただく声は貴重な参考資料。
周囲の何気ない言葉を敏感にキャッチして、見た目にも説得力のあるカラーリストを目指したいものですね。