スクールマネージャーの和田です。
スタイルクリエーションではパーソナルカラーの学び直しで
【パーソナルカラーコンサルタント養成講座】をご受講くださる方も多いです。
その方々から、よく耳にすることがいくつかあります。
そのうちの一つがこちら。
今までは、【この色とこの色を比べてどっちが似合うか似合わないか…】
だけを考えてました。
例えば「テストカラー」と呼ばれる、各色が4つのシーズンに分かれているドレープ（色布）。
はじめはこのテストカラーをあて比べをして
お客様がお似合いになる色の、おおよその特徴を見つけていきます。
その際
【色のどの属性を比べているのか】
【２色の差は何と何なのか】
などを考えて、実際のお顔映りがどう変化するのかを判断し
お似合いになる色の特徴を分析しないといけないのです。
それが、【この色とこの色のどっちが似合うのか・・・】
だけを見ていると、『お顔が明るくなるor暗くなる』など
パッと見てわかる変化だけに、目が行ってしまったりするのです。
さらには、お客様にも
「お似合いになるシーズンはスプリングです。
スプリングのお色の特徴は黄みよりの色で明るくて澄んだ色です。」
といったご説明になってしまうのです。
スプリングの結果になった方の中にも
例えば暗めのお色がお似合いになる方などもいらっしゃいます。
スプリングだから・・・が大切なのではなく
その方がどんな特徴の色がお似合いになるのか・・・が重要なのです。
パーソナルカラー診断は『4枚のうちどのドレープの色が似合うのか？』
を決めるものではありません。
そして、『どのシーズンが似合うのか？』を決めるものでもありません。
シーズンやベストな色を決めることではなく、
似合う色や似合いにくい色の特徴をしっかり捉えて分析し
『その方が得意な色の特徴が何なのか』
それを理論立てで考えないといけないのです。
パーソナルカラーは感覚ではなく理論をしっかり考えて診断するものです。
『どっちの色が似合うかな～？』
そんな診断になっていませんか？