スクールマネージャーの和田です。
カラー講師としてお世話になっている、教育機関でのお話。
後期の授業も、中盤にさしかかってきました!
今期も複数の学年を担当しています。
同じ学年だけでも3クラスをもっているのですが、クラスの雰囲気もそれぞれ全く違います。
授業態度(聞き方や参加の仕方など)だけではなく
興味どころ、得意なところ、苦手なところも。
クラスによって傾向も異なれば、もちろんその中でも一人一人また違う。
そして学年が変われば、これまた大きく異なります。
そうなると、ここだけの話(?)
授業がやり易いクラス、なかなか難しいクラスなど・・・
こちらとしても、いろいろ思うことはあるわけです。
ただ、どこクラスにも言えることは、
”このクラスはここが良い!!!”というところを持っていること。
これは、今期に限らず今までもそう。
授業がすんなり進むクラスもあれば、なかなかうまく掴みきれないクラスもあり。
でも、どちらのクラスにも
”このクラスのこの部分は、是非このまま伸ばしてほしい!!”
と思うところが必ずありました。
学生たちがダメなことをしている時は、やはり注意をします。
それでも目に余ることがあると
私の場合は、叱るよりも「話をする」ことが多いです。
「ちょっと今日は大事な話をします。」といって
俗にいう、【お説教】が始まります。
その時には必ず、できていることや良いところも伝えるようにしています。
「●●が良いところだから、△△ができないのがもったいない。」
など。
これで伝わっているのか、いつも自分に問いながらですが
こういう話をするときは、だいたい学生はしっかり耳を傾けてくれています。
ただ、先にも書いたように、クラスによっても傾向は違うので
いつも同じパターンでうまくいくとは限らず。
”このクラスはいつもの方法ではダメだろう”
と思って、声を荒げて叱ったこともありますが
その時はなんと【逆効果】・・・見事に撃沈しました。
そして、翌週まで考えに考え
次の授業で、伝えたいことを一通り伝えた後
「あと今期終わるまでの数回でどこまで変われるのか、自分たちで考えなさい」
と、本人たちの課題として投げたこともあります。
”火に油を注ぐことになるかもしれない~”
と、不安も少しありましたが、この時の学生にはこれが良かったみたいです。
その後、確実に変わっていきました。
当たりまえですが、人間相手の仕事。
一瞬一瞬が【生】なのです。
だから、こちらも常に相手の状況を見て変化させていかないといけない。
指導する内容も伝え方も。
それは簡単なことではなく、何年経っても試行錯誤の繰り返しです。
それでも、やればやっただけの成果が見えるのが講師業。
日々頭を悩ませただけの変化が、自分の目で見れるのも醍醐味です。
だからきっと、これからも頭を悩ませ続けると思います。
そして、一喜一憂しては、また次の手を考える。
その先にある、学生たちの変化を楽しみに想像しながら。
今期もまだまだ後半戦が始まったばかりです!