先日の現場では、当社のカラーリストが6名入っていました。
業務前に打ち合わせをして、実行して、お疲れ様。
皆が持っている色彩の知識は、かなり多いと思います。
そして、それを活用している頻度も、それぞれに高いと思います。
他の講師の説明を小耳に挟んでは、「皆良い説明するなぁ。」と感心。
「どこかで聞いたことのある話だなぁ。」と思うも、
「そうだ、これはスタイルクリエーションの理論だった!」という自画自賛的な場面も(笑)
この案件はこのメンバーで。
別のこの案件は、このメンバーで。
と、いくつも案件ごとにチームが存在します。
今はかろうじて、私がすべてを把握できている範囲ですが、
もう、範囲外になる時もそう遠くはないなと思っています。
実際に、自分が入らない現場はいくつもあります。
もっと仕事を創出して、それぞれのリーダーに仕切ってもらって、
その数を増やしていきたい。
そう思っています。
知識は似たものを持っていても、その人の個性や強みは様々です。
丁寧に作り込むことが得意な人。
ニーズを汲むことに長けている人。
可視化することが得意な人。
要点を押さえるのがピカイチな人。
すぐそばで、より添える人。
ほんとに人の数だけスタイルがあります。
スタイルクリエーション。
これは、カラーリストの仕事に対してもやっていきたいこと。
その人のスタイルを創っていってもらいたい。
だからうちは、全てをマニュアル化にせず、個性が残るカリキュラムで、
講座を提供しています。
カラーリストのプロ養成講座のことです。
この日も現場で言ってたんです。
「スクールの養成講座受講生の方々、皆さん本当にがんばってますよ!」
と。
すると、現場に出ている皆も言うんです。
「私もがんばります!」
「もっとがんばります!」
「がんばる人が近くにいると思うと、もっとがんばろうと思えます!」
って。
今はまだ会ったことがなくても、
うちの養成を受講された方は、現場に出てもらっているカラーリストと、
そのうち会う機会が出てくる方も少なくないです。
会っていなくても、お互いの存在がそれぞれの励みになるって、
本当に嬉しいことです。
私にとっては、涙が出るほど嬉しいことです。
一人で始めて進めてきたものが、人の手を借り、大きくなって、
こんな形になってきたのだなと、
そう思い、感慨深くもなります。
うちのカラースクールで受講して、その後もしっかり頑張れば、
カラーの仕事は本当に広がります。
そのサイクルの質を高めてくれているのは、
スクール受講生の皆さんと、現場に出ている契約カラーリストの皆さんです。
自分は、その質を落とさないように、もっと高めるように、
これからも仕組みづくりや整備に力を入れていきたいと思っています。