「企業向けに仕事をしているカラーリストってどれくらいいますか?」
私が知り合うカラーリストさんの30%くらいの方が、この類の質問をされます。
個人的な感覚値ですが、実際に法人案件を定期的に担当する人は、全体の5%くらいでしょうか。
なぜ、こんな数字を出したかというと、法人取引をしているカラーリストが
いかに少ないかということをお伝えしたかったからです。
これ、どういうことか分かりますか?
世の中で、カラーリストを名乗る人は、山のように存在します。
なのに、法人とのお仕事はこの数字。
そして、これは私個人の感覚の数字なので、
実際とは少し違うかも知れません。
ですが、違うとしても、私の見積よりも下がるんじゃないかな?と思います。
これを見ると、日本のカラーの仕事は、特に法人との定期的な仕事は、
限られた少数のカラーリストのみが対応している。
という現実が浮かんできます。
そして、法人取引ができているところは、共通点があるんです。
これって興味深くないですか?
ズバリその共通点というのは、
相手の立場で考えられる
ということです。
エリアが違っても、経験年数が違っても。
文字で書くととってもシンプルですが、
なかなかそれができるところが少ないです。
そして、相手といってもその対象は1つではない場合も多いです。
どこの誰に対して、何を汲むのか。
とてもとても大切なところになります。
また具体的に書きます。