カラー診断をする人向けの内容です。
ドレーピング時は、似合う色をダイレクトにピックアップしていく方法(選出法)もあれば、
消去法もあります。
たとえば、ピンクのテストカラーを当てた時に、
「どれだろう?どれも結構良く映っていらっしゃる。」と思うのなら、
4枚中の1枚を選ぶ方法ではなく。
消去法で確実に落としていく方が間違いが少ないです。
ですが、注意。
選出法であれ、消去法であれ、理由ははっきりつかんでおいて下さい。
テストカラーでの分析がずれたままだと、その後のシーズンカラーでの診断は、
無意味なものになってしまいます。
それから、これを読んでいる方にぜひ伝えたいことがあります。
イベントでテストカラー診断も悪くはないですが、
せっかく身につけたのなら、ぜひベストカラー診断までやって下さい。
テストカラーしか診ていない時には分からなかったことが
たくさんたくさん出てきます。
そして、その疑問に多く当たって、一つずつ解決をしていった人が、
診断の腕を上げるのです。
私は、ベストカラーを見れない人が簡易診断をしてはいけないと思っています。
どう考えても、正確な診断が難しすぎます。
シーズンカラーを見ている人の目と、テストカラーしか見ていない人の目は、
見分けている色の幅が全然違います。
シーズンカラーを見ているからこそ分かることって、本当にたくさんあるんですよ。
そういう風に考えているもので、うちのスクールでは、
テストカラー診断だけができるようになる講座は開講しません。
ちょっとだけパパッとやってみたい人向けのスクールではないので、
そのポリシーに反することはしません。