男性のファッションカラーコーディネートを例に | 「ビジネスにカラーの力を」全国対応 ビジネスカラースクールのブログ

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ビジネスに色彩マーケティングを取り入れたい方へ
大阪・心斎橋にあるカラースクールです。
あらゆる分野で活かすことのできるカラーの知識・技術が、
ビジネスシーンで使えるレベルで身に付きます。
カラービジネスの現場に一番近いカラースクールです。





当社は大学や専門学校、各種スクールでカラーの授業を担当することも多いです。

私だけでなく、たくさんのカラーリストが現場に出てくれています。


例えば、一口に【大学でのカラー講師の仕事】と言っても、その内容は様々です。

色彩学を使う時もあればイメコンの内容を取り入れる時もあります。

案件自体は、正課授業もあれば、課外授業、資格取得、キャリア支援、リクルートなど、

こちらも多岐にわたります。


もしかしたら、これを読んでいるカラーリストの方で、

「大学でのカラーの仕事ってそんなにたくさん種類があるんだ!」

と驚かれているかもしれません。

いえ、きっと驚かれる方が多いんですよね。

リアルでお会いした方とお話してもそんな反応が返ってきます。


ということはどういうことか、


カラーリストが仕事の種類や多さを知らないということです。

もちろんカラーリスト以外の方はもっとそうです。


ということはどういうことか、


仕事が広がる可能性がまだまだたくさんあるということです。







脱線しました。

書きたいのは、男性のコーディネートのこと。

先日、専門学校の授業で、カラーコーディネートの話をしました。

男女混合のクラスで男性も半分くらいいるので、

男性スーツのVゾーンの話をしたんです。


配色と混色のこと

アクセントカラーってこんな風に使うとオシャレになる

なじませ配色とめりはり配色

イメージと配色


ドレープでシャツとジャケットに見立てて、ネクタイを100本ほど使って、

学生たちにも色々コーディネートを考えてもらいました。

ふだん騒がしい人たちが、じっと見て、よく話を聞いていました。

そして、私が出すお題に沿った配色を、あーでもないこーでもないと考えてました。







講師の仕事は話を聞かせるということも必要になってきます。

現場によっては、聞きたい内容だから聞きたい人だけが集まる場もあれば、

聞きたいわけではないけれど聞かないといけないという人がいることも多くあります。

その場所、目的に合わせた内容を提供して結果を出せると、

リピートだ頂けることが増えてきます。


今回は配色を理解させるために、相手を考え、状況と材料を考えて、

この内容にしましたが、正解は一つではありません。

仕事の正解なんていくつもあることは多いです。


興味喚起して、学習する姿勢を作ることは簡単ではないことも多いですが、

その工夫をし続けていくことが自分の講師力も上げるのだと、

約10年のカラー講師経験を通して実感しています。