パーソナルカラーの見極めが難しいポイント | 「ビジネスにカラーの力を」全国対応 ビジネスカラースクールのブログ

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スクールマネージャーの和田です。

ここ数週間、パーソナルカラー診断をする機会がとっても多いです。

個人のお客様のコンサルタント。

専門学校で学生のパーソナルカラー診断。

スクールで、一般の方向けの「パーソナルカラー講座」。

スク-ルで、プロになりたい方向けの「パーソナルカラーコンサルタント養成講座・実習」。


その中で、比較的診断がわかり易い方もいらっしゃれば、ちょっと判断が難しい方もいらっしゃいます。



パーソナルカラー診断でのお似合いになるのかを考える際のポイントには

●色み

●明るさ
●鮮やかさ
●透明感

(スタイルクリエーションのパーソナルカラー診断は、ここにもうひとつ重要な要素も足しています)
などがあります。

カラーリストさんからよく言われる「判断が難しい方」って、「1つのシーズンに絞れりこめない方」

つまり、「一番似合うのはスプリングだけど、サマーも悪くないので2番目がサマー」とうような方。


でも実はこれって、別に難しいことではありません。
シーズンが2つにまたがる方はたくさんいらっしゃいます。

無理やり1つに絞ろうとするから、この状態で「判断が難しい」と思うのです。


パーソナルカラー診断で(特にテストカラーの段階で)本当に難しいのは、
例えば、
①「スプリングだけど、黄みが強すぎる色はあまり得意ではない。」
②「サマーだけど、暗めの色が似合う」
③「オータムだけど、鮮やかな色の方が得意」
などの場合です。

①の場合ですと、スプリングなのに「サマー」や「ウィンター」と間違えられるかもしれません。
②の場合ですと、サマーなのに「オータム」「ウィンター」に間違えられるかもしれません。
③の場合ですと、オータムなのに「スプリング」に間違えられるかもしれません。

ベストカラー診断に使うシーズンドレープ(色布)の場合、スプリングばかりのドレープの中にも「黄みの強いものから、青みの入ったものまで」比較的細かく色見が揃っています。
ところがテストカラーのドレープになると、イエローベースはどの色もしっかり黄みな事が多いのです。
それがしっくりこないとなると、サマーやウィンターのブルーベースと判断しがちなのです。

でも他の要素や黄み・青みの見え方をしっかり見極めて、
「テストカラーのスプリングはベストではないけど、でも一番良いのはスプリングだな。」
という判断ができるようになるのは、かなり難しいのです。

他も同様。
テストドレープでは比較的暗めの色が多いオータムのドレープを当てて、
「暗い色は得意ではないけど、それでもオータムやな。オータムの中の明るい色を当てるとかなりキレイに見えるはず」
というところを【想像ではなく】しっかり見極めて分析して、テストカラーの段階での判断を下すのが難しいのです。


でも、パーソナルカラー診断をされるカラーリストの方には、ここしっかりできるようになってほしいです。
せっかく診断を受けに来て下さっている方に、間違ったジャッジをしてしまわないためにも。