夏といえば「花火」!!
花火って、いろんな色の炎があってキレイですよね!
日常で見る炎は青色とかオレンジですが、今の花火はとってもカラフル。
どうやって、あんなたくさんの色を出しているのでしょう・・・
花火の炎の色は、「炎色反応」という仕組みを利用しています。
炎色反応とは、ある金属を燃やすと炎が色づく現象です。
炎色反応をおこす金属はいくつかあり、
たとえば、銅イオンを炎の中に入れると、炎は青色になります。
他にも、
ストロンチウム⇒赤、
炭酸カルシウム・ナトリウム⇒黄、
硝酸バリウム⇒緑、
カリウム⇒紫、
アルミニウム⇒銀(白)、
チタン合金⇒金
などがあります。
またこれらを混ぜることで、ピンクや紫、水色といった色も再現できるのです。
一般的な打ちあげ花火には、2種類の火薬が入っています。
1つは、花火玉を割るための火薬。
もう1つが「星」と呼ばれる火薬で、花火の光の1つずつとなります。
この「星」には、炎色反応を起こす金属が含まれています。
その金属が上空で火薬により燃えて、さまざまな色を出しているのです。
今日も大阪では淀川花火大会がありましたね。
まだまだ夏の花火大会、あらゆる場所で開催されます。
さまざまな色の花火、存分に楽しんで下さいね!