今日は専門学校からのスタートでした。
ブライダルの学科でカラーの授業を担当しているのですが、
私が結婚式の衣装をキャンセルした話をしました。
これから業界に就職する学生にとって、
もしかしたら起こり得る実際の話を共有して、
自分が担当だったらというところを考えてもらうためです。
当社はカラーの知識を提供する会社ですが、
色の知識を伝えるところで終わらず、色を使って価値を生み出したり注目を集めたりと、
レベルアップさせる方法までを落とし込むスタイルでやっています。
接客のシーンならそれを想定して、コーディネート作成のシーンならそれを想定して、
実際の仕事の中で使える形に加工した状態で、色の知識を身につけていってもらいます。
なので、【色+何か】を提供することが多いです。
それが例え資格試験対策であっても。
後半には配色のワークをしましたが、条件付けされた中でさっとカラー提案をすることは、
実は結構スキルが必要です。
なんとなく感覚で選ぶのではなく、理由を明確にして選び提案する。
これができるとお客様は一目置いてくれます。
中には感覚でイメージ通りの配色が作れる人もいます。
でも、そこに言葉の説明が加わると、販売や提案で説得力が増します。
一口に色と言っても、
●トレンドカラー
●カラーコーディネート
●パーソナルカラー
●イメージカラー
・・・・・・
切り口は複数あります。
これを自在に使い分けて提案できると、かなり提案力が高まります。
非常に便利です。
自分自身もこのスキルにかなり助けられています。
分野を越えて使えます。
だからこそ重要性を実感します。