小学生のころに被っていた通学帽。
私たちは「黄帽」と呼んでいました。
今では学校のスタイルによって帽子の形態も色もさまざまですが、それでもまだまだ「小学生といえば、黄帽にランドセル」というイメージですよね。
この帽子の黄色にも、ちゃんと理由があるのです。
日本工業規格(JIS)では、『黄色』は【危険】をあらわす色とされています。
「危険ですよ」と知らせ注意を促したい場所などに使われています。
たとえば、工事現場や道路標識。
信号や遮断機なんかにも使われていますね!
また、危険を知らせる・・・というのを補助する効果として、
赤や黄色は実際より大きく、且つ手前にあるように見えるという効果があるので、離れた場所からでもよく見える(目立つ)のです
親と一緒にではなく、子供たちだけで登下校するようになる小学生にとって、身を守るために周りに注意を促す帽子・・・
というわけなんですね。
こんな風に、色は身近でいろんな働きをしてくれています。
また、コラムで紹介していきますね。