先日、セミナーでこんなお話しをさせて頂いたんです。
子どもの頃は、
全身アニメ柄でも平気
お姫様みたいなワンピースがお気に入り
前後逆に着たい時期があったり
全身黄色にしてみたかったり
そんな感じの時期って、多くの人があったと思うんですよ。
子どもたちを見ていたら、そうそう、そうだな~♪って思います。
それが、少しずつ、
そろそろアニメ柄はやめようか とか
そのワンピースは普段ははずかしいよ とか
前後反対はおかしいよ とか
全身黄色は目立ちすぎるよ とか
大人の声が入ってくることが多いと思います。
そのうちに、はずかしいことや変なことはやめようとしたり、
やめざるを得なくなったり、
TPOをなんとなく感じ取ったり、
そうして、子どもながらに少しずつ少しずつ覚えていくことも多いです。
そして、服に関心がある子、ない子、いますが、
服装で自分を表現することは少なくなっていきがちです。
自由にして良い時でも。
学校や習い事では、ルールや規則があったりします。
それを守ることも、社会を知ることになるし、力もつきます。
でも、自由な自己表現は、いつどこでしましょう?
私個人のことですが、子どもの頃からオシャレが割と好きでした。
服も好きだし、髪はロングで、毎日母に色々なヘアアレンジをしてもらっていました。
で、小学生の時に、こんな話を聞きました。
「髪形がころころ変わる子は落ち着きがない。」
と。
小学生の私は、割とおりこうさんだったため、
『落ち着きない』 → 『ダメ』 →『毎日髪形を同じにしないと!』
と、
『毎日髪形を同じにしないと!』
に至ったわけです。
その後、同じように、服がころころ変わる子説も出てきて、
服はそれでも変えていましたが、
子どもながらに思うところがあったんですね。
今、そういうことを聞いても、自分の思うようにします。
でも、子どもの時はそうじゃなかったんですね。
と、かわいらしいエピソードですが(笑)、そんな小さなことが、
人のファッション事情に少しの影響を与えるものです。
そして、いろんなことが蓄積されていく。
でね、セミナーでお話ししたのは、子どもの頃の感覚を取り戻そうっていうお話しです。
全身黄色やアニメである必要はなく、
自分を着せ替え人形のようにして楽しんでみて下さいって。
お姫様にしてあげてほしいですということを。
自分が自分自身に、毎日少しでいいので、手をかけて大切にしてあげて下さい。
ということをお伝えしました。
私が担当するカラーセミナー。
最近は、ぐっとマインドに入る内容が増えてきました。
ありがたいご依頼です。