今はものが豊富な時代なので、同じ種類の物やことがたくさんあって、
その中から選べるんですよね。
選択肢が多いです。
だから差別化って大切で、差別化できないと
選ばれなかったり残れなかったりするのですが、
その大切さに気づいている人、そうでない人、おられます。
これは企業でも同じことが言えて、
当社のように、カラーの業界で仕事をする会社も例外ではありません。
どこの部分で差別化するのかが大切ですね。
いろんな差別化の方法がありますが、商品の品質なのか、価格なのか、話題性なのか、
新奇性なのか、独自性なのか・・・
そして、「商品の品質」なのですけれども、これは今や、そこそこ良くて当たり前です。
でなければ、レースのスタート地点にも立てません。
理由は冒頭の通りで、同じ種類のものが豊富にあるからです。
逆に言えば、トータルでそこそこ良いだけではダメなんです。
例えば、その状態でどこで売るか、売りの工夫ができれば話は別ですが、
そうでなければなおさら。
それに、だいたいの人は、売りに工夫をしていません。
同業他社と同じフィールド、同じ土台で勝負に出ています。
そうすると、ますます差別化は軽視できません。
一つの方法として、中身の良さにとことんまでこだわるという方法があります。
その時の基準は、自己評価で高得点ではなく、お客様評価で高得点を目指すことです。
当社カラースクールの講座も、ここを目指したいと思っています。
そもそも、私自身、「そこそこOK」なレベルで納得できません。
怖いんです。
その段階では。
圧倒的な仕上がりでなければ、お客様(=受講生)に
大きな満足を得てもらえないと思っています。
もう、ずいぶんと前のことになりますが、
ある人にビジネスアドバイスを頂いた時に、
「染川さんは目指すところがかなり高いから、
そこそこできてたら、それって普通はかなりレベル高いのよ。
だから、そこそこでできることはそうしたらいいですよ。」
と言ってもらったんですよね。
その通りと思うところもあるのだけど、
それを講座の内容に当てはめようとは一度も思いませんでした。
むしろ、講座の内容は、もっと上、さらに上、
そんな風に考えています。
どこにもないものを作りたい。
こんな小心者で細かい自分だからこそできること、作れる内容。
気の小ささや細かさをマイナスではなくプラスに活かせるところ。
専門講座作りは、私の特性を上手くプラスに活かした
大切な大切な仕事なんです。
中身がいいのは当たり前
だったらもっと良くするまで
です。