中身がいいのは当たり前 だったらもっと良くするまで | 色彩戦略・色彩活用 色彩の力で成果につなげるビジネスコンサルタントのブログ

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。





今はものが豊富な時代なので、同じ種類の物やことがたくさんあって、

その中から選べるんですよね。

選択肢が多いです。

だから差別化って大切で、差別化できないと

選ばれなかったり残れなかったりするのですが、

その大切さに気づいている人、そうでない人、おられます。


これは企業でも同じことが言えて、

当社のように、カラーの業界で仕事をする会社も例外ではありません。

どこの部分で差別化するのかが大切ですね。

いろんな差別化の方法がありますが、商品の品質なのか、価格なのか、話題性なのか、

新奇性なのか、独自性なのか・・・


そして、「商品の品質」なのですけれども、これは今や、そこそこ良くて当たり前です。

でなければ、レースのスタート地点にも立てません。

理由は冒頭の通りで、同じ種類のものが豊富にあるからです。


逆に言えば、トータルでそこそこ良いだけではダメなんです。

例えば、その状態でどこで売るか、売りの工夫ができれば話は別ですが、

そうでなければなおさら。

それに、だいたいの人は、売りに工夫をしていません。

同業他社と同じフィールド、同じ土台で勝負に出ています。


そうすると、ますます差別化は軽視できません。


一つの方法として、中身の良さにとことんまでこだわるという方法があります。

その時の基準は、自己評価で高得点ではなく、お客様評価で高得点を目指すことです。


当社カラースクールの講座も、ここを目指したいと思っています。

そもそも、私自身、「そこそこOK」なレベルで納得できません。

怖いんです。

その段階では。

圧倒的な仕上がりでなければ、お客様(=受講生)に

大きな満足を得てもらえないと思っています。


もう、ずいぶんと前のことになりますが、

ある人にビジネスアドバイスを頂いた時に、

「染川さんは目指すところがかなり高いから、

そこそこできてたら、それって普通はかなりレベル高いのよ。

だから、そこそこでできることはそうしたらいいですよ。」

と言ってもらったんですよね。

その通りと思うところもあるのだけど、

それを講座の内容に当てはめようとは一度も思いませんでした。


むしろ、講座の内容は、もっと上、さらに上、

そんな風に考えています。

どこにもないものを作りたい。


こんな小心者で細かい自分だからこそできること、作れる内容。

気の小ささや細かさをマイナスではなくプラスに活かせるところ。


専門講座作りは、私の特性を上手くプラスに活かした

大切な大切な仕事なんです。



中身がいいのは当たり前

だったらもっと良くするまで



です。