カラーリストの価値観や希望は・・・ | カラーマーケティングで売上アップ! 色彩ビジネスコンサルティング

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。


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似合う色のグループを知るのは、

カラー診断の大きな目的ではありますが、

そのグループだけの色を着るというのは、

人によっては物足りなさを感じることもあると思います。


グループを知らせてもらって助かる人、嬉しい人もいれば、

正直結果自体は嬉しくなかったり、

好きな色をたくさん着たい人だってたくさんいます。


そんな時に、例えば、

「似合わない色は着ないで下さい。」

「似合わない色の服は処分して下さい。」

という言葉をプロが使ってしまうと、

色選びの幅が狭まると感じてしまう人も多くなります。


ブログでも時々書くのですが、

カラー診断を受けて、色の幅が狭まると感じたり、

色選びを不自由に感じたりするのは、

なんだかさみしいなと思うんです。


実際に私自身はどんな色でも着たければ着ます。

が!

その時に、どうすれば自分が良く見えるカラーコーディネートになるか
ということは、いつも気をつけています。


スタイルクリエーションのプロ養成講座では、

お客様にとってあまりお得意ではない色も、

素敵に使えるようなアドバイスをします。


そして、それを取り入れるかどうかはお客様の自由です。


取り入れない=良くない事

と思う必要はないですよね。

お客様が判断されることです。


カラーリストとしては、取り入れて頂きたい気持ちが大きいのは分かります。

時々ご質問も頂きます。

でも、お客様のお考えは色々です。


診断を受けて結果が知れたら良い

診断結果が嬉しくない

診断結果に納得がいかない

診断自体を楽しんで結果は重要視していない

忘れた


色んなケースがあります。

大事なのことは、上のような理由が上がる中で、

明らかにカラーリスト側の力不足でお客様が取り入れないという選択をされることは、

防がなくてはならないです。


そうじゃなければ逆に大丈夫。

私たちの価値観や希望に沿ってもらいたいという気持ちを

少し横に置いておきましょう。


色んな考え方があるものですよね。