スタイルクリエーションのカラー講師 | 色彩戦略・色彩活用 色彩の力で成果につなげるビジネスコンサルタントのブログ

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。


当社は株式会社スタイルクリエーションというカラーコンサルティング会社です。

その中にスクール事業があります。


カラースクールスタイルクリエーションで講座開講し、

現場との適性が高い人にカラー業務を依頼するシステムです。

学んだら出口があるカラースクールです。


当社が仕事をお願いする基準は、経験が長いとか、大きな規模の仕事をしてきたとか、

有名とか、愛想が良いとか、そういうことではありません。

ベースにあるのは、クライアントのニーズにマッチングするかどうかというところ。

または、その場所での経験が当人にとってプラスになると判断した時です。

なので、この方にお願いしたいけど、合う案件がないということもあります。

そして、まったく現場経験がない方でも、適性があれば依頼を出します。


カラー講師の業務依頼は、スクールが実施する、【カラー講師養成講座】 の受講が

原則となっています。
そこで、その人の知識、スキル、職業観、モラル、人柄などを拝見します。
知識量、コミュニケーションスキル、資料作成スキル、外見、言動、姿勢、レスポンス、職務経験、
その他諸々、5回の講座の中で、いろいろな部分を確認しています。



このことは養成講座の案内などでは詳細に触れていません。
うまくマッチングすれば現場の機会がある・・・くらいにしていますが、
現場は、信頼と実績で頂いているものなので、その場に出てもらうのが

誰でも良いわけではありません。



自分自身、プレイヤーの立場とクライアントの立場の双方を経験しているため、

講師の悩みどころや、クライアントとしての考え、どちらも理解できます。
だから、何かが起こった時に、解決の糸口が見つけられることも少なくないけど、
気持ちを考えるとこれ以上は求められない(依頼先に対して)とか、
この無理はお願いできない(依頼元に対して)などと考えることもあります。


現実と感情を分けて考えることがビジネスの鉄則だと分かっていても、
特に女性の仕事の場合、気持ちのフォローが大切な時だってたくさんありますし、
正しいことや事実だけを伝えるのでは逆効果になることもあります。


そして稼動している講師たちのこと。

いろんな現場がありますが、ほんとに皆さんハイレベルです。

うちの講師陣はすごいですよ。



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今回は授業の詳細を詰めるところで何度か確認とアドバイスをしました。

2名の講師が横並びのクラスを担当しているので、

指導内容に差が出てはいけません。


ただ、この二人の講師、得意分野も違えば、クラスの特徴も違います。
それを、試行錯誤を重ね、本当に良い授業内容を考え実施していました。

ツールも普段から工夫されていて、頭が下がります。


アシスタント入りしてくれていた他の講師も言っていましたが、

私たちが受けたい授業だと、本当にそう思いました。




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これは講師養成講座でも必ず話すことなのですが、
皆が絵に書いたような「Tha・先生」を目指さなくても良いということです。
矯正的にに振る舞いを正したり、進行スタイルを統一させたり、
資料はこれが一番いいんですよとか、ツールはこれを使ってとか、

そんなのは人それぞれでいいんです。


成果を出すためのプロセスやツールは、人によって異なります。


クライアントの要望を満たし、ルール違反をしなければ、

その人のスタイルでやれば良いと考えています。

手をよく見ながら。



でも、教える仕事、伝える仕事は相手が人です。

常識や世界観が全く同じなんてありえないのが人間。

その中で、複数を対象にする難しさというものも感じるだろうと思います。
そこにどう対応していくか。

色のことを教えるだけなら、学びたい人だけに教えるだけなら、
もう少し楽なのかもしれません。
そうではない現場もうちには多くあるので、

各講師、思考錯誤しながらやってくれています。



いろんな思いを抱えながら仕事している人がいて、

対自分のこと、対クライアントのこと、知識のこと、コミュニケーションのこと、

泥臭いほど人間らしくやれる人が多いんです。


そういう、少し希薄になってきていると言われるようなところを大切にしながら、

同じ方向を向ける仲間がいることを、

とても誇らしく思いながら仕事をしています。




最後にもう一度言いますが、

うちの講師陣はすごいですよ。