久しぶりに連載記事を書いてみます。
次回はいつになるかわかりませんが、気長にお付き合い下さい。
学生時代の話ですが、１浪して遊び呆けた私は、大学の学費を自分で払うことに。
裕福な家庭ではなかったですが、母が入学金と半期分を用意してくれたので、
１年無駄にした私は自分で学費を払って大学に行くことになりました。
学費ってバカになりません。私立の文系だったから年間100万くらいだったかな？
それを全額稼ぐにはちょっと無理がある。ので、奨学金を利用しました。
それでも、月々何万も必要なので、高収入のバイトをしなければと探したフロムエー。
そんなバイトあるかなぁ？ないよなぁ。なんて思いながらパラパラパラ・・・
ありました。高収入のバイト。ブログでもたまに書いている飲食店です。
大学生に時給1,200円～は魅力的でした。
こちらでお世話になり始めて、「へえ～、バイトでもこんなことするのか～！」と、
とっても新鮮な気持ちに。
導入研修を受けて、業務のいろはを学び、同時に接客や接遇も教わりました。
お辞儀の仕方や種類、敬語なんかも、ロープレで訓練し、時には動画の撮影し、
机上の学習だけではない、即実践できる社会的な学習は、
私にとって大変魅力的なものでした。
（正直、学校の勉強よりも、うんと実践的で身に付く学びが多かったです。）
商品知識を確認するテストでは、目標点を取れなけでば現場に出ることができません。
そんなことを学生時に体験できたことは、本当に貴重でラッキーなことだと思います。
私の仕事感のベースを作った2つの大きな環境のうち、ひとつはこちらでの経験です。
いざ現場に出ると、一人ひとりにトレーナーが付きます。
女性ばかりのフロアだったので、トレーナーも女性。
今でもはっきり覚えているS子さんは、私の意欲をそれは上手に伸ばし、育てて下さいました。
競わせると伸びる負けず嫌いなところや、情にもろい（笑）など、
本当に私のこと、よくわかってくれていたんだなぁと思います。
最初は学費のために稼がないといけなくて始めたバイトでしたが、
しばらくすると、この人（S子さん）に褒めてもらうために頑張りたい！
この人に認めてもらえるようになりたい！この人の力になりたい！
そんな想いで働くようになっていました。
とってもお仕事の能力が高い方だったので、私がすぐにこの方の力になどなれるわけがなく、
むしろ失敗して尻拭いさせてしまうようなこともありました。
そして、同期入社した仲良し4人組でのおしゃべりも楽しくて、
先に入社していたバイト仲間もほとんどが大学生で、すぐに仲良くなれて、
働く環境は単なるバイト先以上のものになっていました。
おまけ：
ちなみに主人とはこの職場で出会っています。
初対面はまだ若かりし19才の時でした。