深夜の母心 | 色彩戦略・色彩活用 色彩ビジネスコンサルタントのブログ

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。


カラーエージェントのカラフルライフ★



今日は、外勤先でも、お電話でも、いろんなクライアント様と話しました。

お仕事先様はあたたかいなと思う、今日この頃。

もちろん仕事のお付き合いをさせたいただいているのですが、

よくプライベートのお話になります。

業者さんとかとも(笑)


思い返せば、商談に0歳の息子を連れて行ったことも何度かあり、

電話を通して鳴き声を聞かせてしまったことも度々、

中には、

「講義の間、見ておくので、先生が担当してください(笑)」

と、奇特なことを言ってくださったり、

みなさんお優しいなと、折りに触れて実感してきました。


最近の子持ち同士の専らの話題と言えば、保育園の入所。

今日もその話で、クライアント様に入園承諾を得られたことをご報告しました。

スケジュール待って下さっていたところもあったので、

「これで夜も働けますね(笑)」

って、「えっと、夜はさすがに控えますが~」と思いつつ、

そのお言葉自体はとてもありがたかったです。


で、あるクライアント様の女性社員の方とお話した時のこと。

お嬢さんも大きくなられて、大学生さんだったかな?

でも、幼少期の頃のお話や、ご自身の当時の仕事のお話などしてくださいます。

その中で、0歳児で保育園に行くようになると、病気でほんとに1年間慌ただしくなるということで、

そんな時でもお願いできるシッターさんとかを見つけておいた方がいいよということを伺いました。


「どうしても穴を開けられない仕事ってあるじゃないですか。

1日、数時間でも信用ってなくなったりするからさ。」

って。

本当にそうだと思いました。

子ども小さいのに、そこまでしてやらなくても・・・とか、

できる時にしたらいいんじゃない?という意見もあると思います。

でも、その時に絶対やっておかないといけないことっていうのもあると思う。

それをタイミングじゃなかったということで済まされない時が。


その方は、お嬢さんが水疱瘡の時、どうしても外せない仕事が入り、

月に十数万使ってあずけたそうです。

何のために働いてるかわからないなと思いながら。

でも、女性がキャリアを維持するための現実がそうなんだと思います。

家族の手が借りられないとなると、次に考えられることは外にあずけることです。

そこで判断は分かれると思いますが、これに良いも悪いもないと思います。


誰だって、自分の可愛い子どもと一緒にいたい。

具合が悪い時は寄り添っていたい。

そう思ってます。

思ってもできない現実もありますよね。


働く女性の中には、小さな頃からあずける選択をされる方が大勢います。

でもそれを、悪いことのように言うのはちょっと違う。

そこは価値観の違い、環境の違い、事情の違いも大きいです。


今日も、好きな仕事がしたいから、昼もあずけて夜もあずける方のお話を聞きましたし、

保育園に入れなくて、肉体的にも精神的にも大変な1年になる覚悟を決めたお話も聞きました。

私も、同じようなもので、0歳児で保育園にあずけて、多少は夜間の外部勤務もします。


難しい問題だなぁと思いつつも、そんな経験をするからこを得られるものや感じられるものは

決して少なくないと思うのです。



一緒にいられる時間の大切さ。

かける言葉の大切さ。



これ以上やめてくれと言われるくらい、愛情注いで育児しようと思う、

深夜の母心でした。