例えば、
物体色の見えが様々な条件下によって異なることについての色彩学的見解を述べられる
(ふぅっ ながっ)
というようなことは、色彩学を指導できるほどに理解している、と明言する上では、
初歩的な部分になるのではないかと思います
上のりんごの見えについて、わかりやすく説明できるかどうかは初級かな~
条件下って言っても、りんごそのものの事情や、照明環境、水中にあるという状態など、
こりゃ、いろいろありますですねぇ~
色彩学って、三属性だけじゃないです。
配色調和だけでもないです。
色彩心理の基礎だけでもないです。
個人的には、色彩検定の2級くらいのレベルの内容をある程度理解していて、
人に伝えることができれば、色彩学はそこそこOKなラインかなと思います。
(検定対策ができるのとはまた別のお話。)
1級内容が理解できていれば、さらに上級ですね。
資格があるとかないとかじゃなくて、
その辺の内容の理解ができている、伝えられる、という感じです。
なんでこんなことを書くかというと、「ネタが続かない」ということへの解決策として、
やはり色彩学の理解度が関わっていることがあるからです
セミナーや講義をされる方で、
テキストの内容から広げられない
持ちネタは全て出した
派生のさせ方がわからない
という方は、一度、色彩学の知識を見直してみると良いと思います
「ネタが続かない」って、よく聞くのですが、原因として知識不足は大きいと思いますよ。
イメージの話をするにしても、カラーセラピーの話をするにしても、
カラーコーディネートを説明するにしても、パーソナルカラーを伝えるにしても、
色彩学の基本があってのこと。
話し手の理解が浅いのに、どうしてその先の相手に伝わるだろう
聞いたことがある
知っている
理解できている
伝えられる
どの段階にあるのかまた、どの段階でありたいのかそのためには何が必要なのか
じっくり考えてみてもいいかもしれません。
その仕事をするために必要なものって、同じ職業でも人によっていろいろ。
だけど、
カラーリスト=色の専門家
色の専門知識は、まず色彩学じゃないかな