☆WIZARD_マジック・不思議をレビュー☆ -2ページ目

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Thread by Wayne Houchin

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口から飲み込んだ糸(スレッド)を目から出す!

見ての通り糸は本当に目の中からゆっくりと引き抜き、途中経過を確認できます。演技後に糸の改め可です。


数あるマジックの中でも異様なネタです。原理は古くからあるそうですが私は知りませんでした。
似たような現象として、口や鼻に入れたモノ(豆粒など)を目から出すマジックは見たことがありました。その点で目からモノを出すメソッドの存在は知っていましたが、憶測のやり方で真似るのは危険に違いないので購入しました。

threadのDVDでは2種類のメソッドが解説されています。Geek method とSlight methodです。
詳しくは書けませんが、Geek methodの方が宣伝文句にあるように「真剣なパフォーマーを対象にしている」方法です。

このGeek methodを、DVDを見ながら実際に試しましたが・・・思った以上に辛い。肉体的・心理的にかなりの抵抗が(><)

休み休み2時間近く練習して、何とか目から糸を引き出すことに成功しましたが同時に涙がボロボロ。
痛いんです、目が。

上手く出来るようになった頃には“もう痛い思いはしたくない”って気持ちで実演する気力が薄れてしまいました。

結局のところ、一般客を相手に演じたのは一度っきりで半お蔵入り状態に。


実用性について:
やり方さえマスターすれば難しいテクニックは要りません。
おじさん・おばさん客に予想以上にウケました。効果抜群、印象に残るマジックだと思います。

事前に5分以内程度の準備が必要。準備ができた後の動作・行動制限なし(でも自分は一刻も早く演じてしまいたくなる)。現象後はネタ処理が必要。

追記
解説DVDにはジプシースレッド(糸を千切って復活させる手品)の演技・解説が付いてきます。ジプシースレッドから続けてthreadを演じることが出来ます。

アクエリアス

Aquarius
アクエリアス


ペットボトルにキャップを貫通させるマジックの様々なバリエーションを解説した冊子。
キャップのセット法3種類、隠し方4種類、貫通のムーブ17種類、処理法6種類と実に詳しい。
エキストラを使わない即興でできる方法も載っている。
もちろん冊子そのものは英語ですが、国内ショップで購入したので日本語訳がついてました。

ペットボトルの口よりも大きいキャップをどうやって内部に入れるのか、ちょっと予想もできるけど気になって買ってみました。
結果、不可能物体(五円玉に木の矢とか)なんかの作り方と同じようなもんでしたがボトルの種類・キャップの材質にあわせたセット方法はノウハウとして役に立ちました。

隠し方はへ~って感じで面白かったですが、貫通のムーブの解説は動きのイメージがつかみ辛い。書籍でコインバニッシュのやり方を覚えるのと似ている。
実際に貫通させてみせる部分に関してはYOU TUBEとかで実演動画を参考にしないとダメでした。

デジタルディソルブ

THEORY11「Digital Dissolve」BJ Bueno / Dan White

デジタル・ディソルブ(ディジタル・ディソルブ)


YouTubeより実演動画:


マジシャンの手の中で起こるハーフダラーとイングリッシュペニーのトランスポジション(位置交換)現象。


独特のギミックコイン(同じようなモノが出回るようになりましたが)で、その使用法の為に最適化された加工が施されています。
演技後に2枚のコインを手渡して調べてもらうことが出来て、この時点でコインはレギュラー状態です。つまり普通のコイン+αのタイプですが、いわゆるWXコインではありません。

現象前後の両手のあらためは非常にクリーンです。
またコインのあらためも実演動画のように、現象前後に2枚とも両面を行えて凄くフェア。
撫でて変化する様はとっても綺麗で、しかも簡単に出来ます。 

総じて満足のいく内容、買って良かった!と思える商品です。


総評:
WXコイン系では“ペンつっつき”からPKリング・ホールドアウト等によってギミックの存在感を取り払う
方法への改良?が考えられますが、それとは全く違う方向性です。相手の手で行うのは難しいですが、それでもなお私はdigital dissolveの方が好みです。

解説は付属のDVDで基本的な使用方法のみ。映像だけでも十分理解できると思います。

サインコイン イン サインカード

C2C:
Signed Coin in Signed Card  (サインコイン イン サインカード)



【現象】

観客にデックから一枚カードを選んでサインしてもらいます。
そのカードをデックに戻してシャッフルした後、一枚のコインにサインしてもらいます。
マジシャンはサインカードを探し出すためにサインコインを使うと説明してデックにコインを叩きつけます。
するとコインが消えてしまいます。
デックに挟まっていないか探しますが見つかりません。

しかしよく見るとサインカードの真ん中が膨らんでいます。
カッターを取り出して切れ目を入れると本当に紙の層の間にサインコインが移動しています!!


【感想的な】
GIN J…略で購入。かなりワクワクしながら開封ww。
説明書に目を通しての第一印象は「シンプルでダイレクトなアイディア」って感じです。
言われてみれば当たり前の方法で現象が実現されており、特に驚きはありません。

興味本位の初心者?が購入したらガッカリするかも知れません。

説明書のみという点から明らかなように自前でカードもコインを準備します。それでもって本当にカードの中にコインを入れる訳ですから当然カードに加工が必要です。

この加工が結構難しくて、そこは例によってショップから改善方法が補足されていました。
試行錯誤して実用レベルの加工ができるようになった所で実演に挑みました。

んで実演しての感想↓

不安(アイディアがシンプルすぎて、これって不思議に見えるの??って思っていた)が吹き飛ぶくらいウケが良い!!

カードもコインも本当に客のサインした物がすり替えなしで現象を起こす…それもカードの中にコインという意外性・・・そのインパクトは“カードは破ってもいい”とか“カードは三重構造”という事が当たり前になってしまったマジシャンには分からない強さです。

即、気に入って

3~4時間かけて40回分くらいの実演用ストックを作りました。
で、調子に乗って20回くらい一般客相手に実演してしまいました。。。

【総評】
事前準備が必要。
使うカードはバイシクルなど多重構造のカード。コインはサイズ的に100円程度が限界。
難易度は超簡単。といっても最低限のカードコン…略は必要。コインを消す部分はその動作自体がカードにコインを埋め込む動作(=埋め込んだことでコインが消えたように見える)なので心配無用。
デュプリケートの類は一切必要なし。サインコインは本当に紙の層の間に挟まります。

お勧めです。ウケます!!

バイオニック・コイン

Bionic coin (バイオニック・コイン)
YOU TUBEより実演動画


現象はマーカーでコインに描いた絵が、指でなでるだけで一瞬にして変化するというもの。コインは借りたもので可、サイン可との宣伝文句。

デモ動画のビジュアルに魅せられて、"ついでに"的な感じでwebショップ購入しました。原理は思いあたる節があった(というか実際に試したことがあった)うえ、買ったらまさその通りでした・・・。
実演動画が上手すぎて、自分が思ってるよりもクレィバーな方法があるのでは?!と期待してしまったのです。
デモ動画のように美しく変化させる為にはコインの種類が限られてきます。
例えばハーフダラーの顔側はやりやすいです。凹凸の細かいコインはやりにくいです。また10円硬貨や500円硬貨では不可能です。

宣伝文句には借り受けたコインで可能とありますが,あらかじめ準備・セットした特定のコインが必要です。すりかえれば借りたコインを使っているように演出できますがフェアな宣伝文句ではないと思います(個人的に)。
セットしたコインそれ自体に変化後の絵が現れるのでサインをしてもらうことが出来ます。好きな絵を観客に描いてもらうことが出来ますがコインを手渡して描かせるのは避けた方が良いかと。

現象後にコインを手渡す(あげる)ことができます。つまり専用のギミックコインの類ではありません。

実用性について:
難度の高いテクニックは全くいりません。
演技後にはネタ処理(すり替えではない)が必要ですが難しいことではありません。怪しい予備動作もなしです。材料は数百円以内で実用的な商品です。ただし日本円でやるとなると3種類の硬貨しか使えません。

総評:
現象が気に入ってタネが分からないのであれば買うべきでしょう。動画どおりのマジックが引き起こせます。タネが分かるのであればテクニック解説はないので買っても意味がないでしょう。