難関資格 | 脱サラ行政書士試験合格者ブログ

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2023年度行政書士試験に合格。合格後からの日常を書いていこうと思います。

先週会社の後輩から電話がかかってきた。

 

仕事の質問の後、

 

僕も資格の勉強をしようと思います。とのこと。

 

自分:なんの資格勉強するの?

 

この時点で税理士かなぁと思っていた。

 

後輩:公認会計士です!

 

自分:・・・えっ。・・・大丈夫?

 

後輩:3年かけて取ろうかと。

 

自分:・・・税理士なら科目合格で1年1科目の勉強もできる

し、3科目受かれば大学院での科目免除もあるし、

うんぬんかんぬん・・

 

後輩:・・・TACで資料請求したんで資料よく見てみます。

 

自分:よく考えて何の資格に取り組むか考えな。

でも自分が一番やりたいならやればいいと思うよ。

 

後輩:そうですよね。

 

自分:講座申し込む前に税理士の○○先生にちょっと話聞

いてみ!それからでも遅くないから。

 

後輩:わかりました。聞いてみます。

 

ここで税理士試験ならおーいいじゃん頑張れって言えたんだろ

うが、私にはとても言えなかった。

 

なぜなら私は20代前半に会計士試験に足を突っ込んでいた

からだ。当時私は受験専念で1日12時間~13時間ほどの勉強

をしていた。範囲も量も膨大で、今でも思う。

とても自分には働きながらできる代物じゃないと。

働きながらだと全範囲の講義を受けるだけでも超大変。

 

自分が会計士撤退した年齢で初学者が二足の草鞋で取り組む

のはとてもおすすめできない。もちろん自分とは違う人間な

のでうまくいく可能性も十分あるし、それで受かっている人

もいるとは思う。

しかし3年後順調に受かっても30歳。そこから実務経験積

んで終了考査受けて最短2年でやっと会計士登録できること

を考えると。。。

 

自分でもわかっている。人の決意に水差すのは良くないと。

でも数年後何も手に入らない可能性がある試験であることも

事実。

 

そりゃ自分も目指してただけあって会計士はかっこいいと思

うし、なれるもんならなりたかったが。

 

決して税理士試験が簡単なわけではない。

むしろ税法なんかは会計士より深堀するだろうから難しいと

思う。ただ取り組みやすさでいえば科目合格制の税理士試験

だろう。言ってしまえば他人の決断なので、本人の思った通

り後悔なくやってほしい。が、よく考えても欲しい。

 

全然行政書士に関係ない話になってしまったが、

資格試験全般に言えることは取ってからが勝負ということ。

合格はスタートラインに立っただけ。

 

受かった後のこともイメージしてなんの資格を受けるべきか

よく考えるべきだと改めて思った。