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心の扉 心理カウンセラー桂子のブログ

心と身体の健康に役立つ情報を発信していきたいと思います。

今日、私の心の恩師、大切な先生がお亡くなりになったと知りました。(T_T)

つい三日前、お見舞いに伺い、頑張ってね!と、笑顔で私の手をしっかりと握ってくれた感覚がまだ鮮明に残っています。


厳しくて、やさしくて、温かい方でした。


たくさんの教え子達、先生に関わったその一人一人の胸に、人生の大切な種を頂きました。


正しく生きること、ぶれない軸を持つことなどです。

その種をそれぞれが、しっかりと育てるか、腐らしてしまうか…天国からきっと厳しく見守ってくださるものと思います。

その種を大きく育て、次に渡していかなくてはと思います。

そうすることで、命は繋がっていきます。


体は無くなっても、その人の生き様、生きた証はみんなの記憶に残ります。

そこから影響を受ける人もいるでしょう。

私たちは、命という大きな流れの中で生きています。

多くの方の、経験、教訓、思いを繋いでいるからこそ、成長できるし、間違いを正すこともできるのだと信じます。

人は意識しなくても、存在しているだけで多くの方々へ、良くも悪くも影響を与えて生きています。
自分ひとりでは決してないのです。

確かにこの世に存在した証…。
出来れば、「あの人がいて良かったね。」と言われるように…しっかり生きていきます。


先生のご冥福をお祈りいたします。

2月11日、精神対話士養成講座のお手伝いに行ってきました。

100名近い受講生の方々は皆さん熱心で、寒さも吹き飛ぶ一日でした。

午前中は、九州大学大学院 濱田裕子准教授の講義で、インフォームド・アセントのお話でした。
医療者が治療の内容、目的を正しく伝え、受ける側、患者が十分に理解し合意することを、インフォームド・コンセントと言いますが、その適応者は15歳以上と言われています。


それでは15歳以下の子どもたちは、どのように自分の治療を理解するのでしょうかはてなマーク


インフォームド・コンセントで同意した親の決定を理解し、同意することをインフォームド・アセントと言います。適応者は、7歳~14歳で、医師が子どもにわかりやすく説明し、同意を得ることです。そして、7歳以下の子どもたちに対しても、(サイコロジカル)プレパレーション=心理的準備…これから行われる治療に対して、精神的混乱や、不安を最小限にするように医療者が寄り添い、子どもなりに納得してもらうことが必要だとされています。そうすることで、たとえ苦痛で泣いたり、暴れたりしても、乗り越えた後に自己効力感が高まるということでした。いずれにしても、厳しい現場のお話で、同時に母親(父親)のケアも必要だとおっしゃっていました。


先生は、「福岡子どもホスピスプロジェクト」にも関わっておられ、「多くの方々の理解と協力が必要です。」とのことでした。ホームページもあるそうですのでチェックしてみて頂けると幸いです。


私も次男が4歳の時、手術、そして半年ほどの入院を経験しました。術後の治療は、大人でも耐えられない程の苦痛を伴うもので、代われるものなら代わりたいと心労で参りそうになりましたあせるでも息子は本当にびっくりするくらい頑張りました。!!


思えば、主治医をはじめスタッフの方々が、たくさん抱きしめてくれ、たくさんほめてくれ、怖がらないように最善を尽くしてくれたと改めて思います。
息子にその時のことを聴くと、楽しかった思い出しかないと言います。

この瞬間も、病気と闘っていらっしゃる多くの方々を思うと同時に、厳しい現場だと思いますが、医療に従事する方々の一言が患者に与える影響の大きさを考えます。
私も、カウンセラーとして、言葉が与える影響を常に意識しながら、慎重に対応していきたいと思います。星

先日、本屋に資料を探しに行った際サーチ、予定外の本を購入してしまいました。


お目当ての本がありそうなコーナーに行くと、目の前に乙武洋匡さんの満面の笑顔が…「自分を愛する力」という本が、これを読め!と言っているかのように(勝手に私が思ったのですが)そこにありました。

ご存知のように、彼は大変な障害を抱えています。ところがあの明るさ、前向きさは何なのでしょうか? 無理している? 人とは違う環境? 強靭な精神力?

キーワードは「自己肯定感」!?

「自分は大切な存在だ。」「自分はかけがえのない存在だ。」と、ありのままの自分自身を受け入れ、認める気持ち。つまり自分を愛する力が人生の支えになっている。と語っています。

心理学では、親(保育者)から無償の愛(決して条件付きではない愛情)をしっかり受けることで、自己肯定感が育まれると言われています。


乙武さんの両親は、ほとんど四肢のない息子が何か1つできるたびに、それは大きな喜びで、それ以上の何かを望んだら、バチが当たると思いながら子育てをされたようです。


ただ彼も自身が父親になった時、自己肯定感が崩れそうになります。
慣れない育児に疲れはてている妻に対し、自分が何もしてやれない、いざという時、愛する妻や息子を守ってやれないことに情けなさと、無力感を感じ、初めて自分の身体を辛い、この境遇をきついと思ったそうです。そんな彼を救った、奥さんの言葉が、ラブラブ


「出来るはずなのに何もしてくれないと腹も立つけど、最初からできないとわかっていれば、特に腹も立たないわよ。そんなことよりもね、悩んだり、行き詰まったりした時に、話を聴いてくれて、一緒に考えてくれるパートナーがいるのだと思えることの方が、どれほどありがたいか。」


また、杉並区の小学校に、3年任期付き教員として教壇に立った経験の中でも、担任を持つに当たり、他の先生のようにできないことを100個くらいリストアップされ、検討会を設けられたそうです。結果、介助員を付けるということになったものの、申し訳なさと、教師として自分の存在意義に疑問を感じ悩んだようです。あせる


そんな彼をクラスの子どもたちが救ってくれます。実に自然に、困った時、手を差し伸べることが出来る子どもたちに成長します。女の子男の子女の子男の子

出来ないことを探すより、出来ることを精一杯やる事。教育は、「何をしてあげたか?」ではなく、子どもたちが「どう成長したか?」が重要で、子育ても、同様であるとありました。


それぞれが顔かたちが違うように、皆違います。 「みんな違って、みんないい。」

より良い自分であるために、失敗を恐れず、少々恥をかいても大丈夫だと自分を信じ、チャレンジすることで、経験を積み人生を豊かに楽しくしていきたいものだと思います。虹

講談社現代新書 「自分を愛する力」 乙武洋匡より